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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第1章波乱の転移生活
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第65話俺と上着

65話です。

「さあ改めて再開しますわよ!」



桃さんが月下さんを運び戻ってきて直ぐに、再開することになった。



「先ずは腕立て腹筋いきますわよ! 優さん、千代さん、メアリーさんは、100回で雄一さんは50回ですわ!」



神宮寺さんがそう言う。



「会長兄を甘く見すぎていますよ」



「はい?」



「兄は普段から体を鍛えています。兄よ1000回はいけるな?」



「ああ、余裕だ」



「「「えっ!?」」」



優以外に驚かれた。



何があるか分からない世界だからな鍛えて当然だ。



「私、女なのに雄一さんに負けてる………」



「私もですヨ………」



藤森さんと太刀川さんは、膝から崩れ落ちていた。



「さて、雄一君が凄い事が分かった所でそろそろ始めますか」



桃さんがそう言い各自、腕立て腹筋を開始した。




□□□











さて順調に俺は、回数をこなしているが一つ問題が起きている。



それは。



(めちゃくちゃ暑い)



そうとにかく暑いのだ。



正直上着を脱ぎたい、しかし皆がいるためそれは出来ない。



何かいい考えは無いかな?



(そうだ! 俺は今シャツも着ている。シャツを着ているなら問題無いだろ)



そう思い俺は上着を脱ぐ。



「「「ブーーーー!?」」」



何事!? と俺が音がした方を見ると、皆が鼻血を吹き出しながら地面に倒れ付していた。



「シャツでも駄目なのかよ!?」



俺は急いで、皆を家へと運んだ。




□□□











「さて兄よ、何か申し開きはあるか?」



「すいません。突然上着を脱いでしまって」



今俺は優に説教をされていた。



どうやらシャツは俺がもといた世界で例えると女性が、上着を脱いでブラを見せるという事らしい。



「優、そんなに怒らなくても良いじゃん私達的にはいい思い出来たし」



「千代本音が駄々漏れだぞ」



「今度から気を付けるよ優」



俺は謝った。



「………全く、兄は世間知らず過ぎるだから鬼ごっこ大会の時に上半身裸になるんだ」



そう優が言うと千代とメアリーが、鼻血を吹き出し倒れた。



「神宮寺さん。今日の夜はレバー多めで」



「了解ですわ」



神宮寺さんは鼻血を出しながらそう言った。



毎回思うがこの世界の人達は、こんなに鼻血を出して大丈夫なのだろうか?



「兄よ、兄がそう思うのはおかしい何度女性の鼻から血を出す原因を作っていると思う」



優に心を読まれた。



しかも実際その通りなので言い返せない。



「さて、優ちゃん説教もその位にして雄一君一緒に料理作ろっか」



「了解です」



俺は立ち上がり、桃さんの後をついていった。



余談だが桃さんは料理を作っている際これが、新婚の雰囲気か! と泣きながら言っていた。


読んで頂きありがとうございます。

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