第4話俺新入生代表になります
4話です。
「さて優さんこちらが担任の」
「か、か、か、川井美海です! よ、よ、よろしくお願いします!」
あの後教員全員による壮絶なじゃんけん大会が開催され、目の前にいるこの先生が担任になった。
それにしても皆何であんなに必死になってるんだ?
(学園長聞きたいことがあります)
(なんなのです? 後文美って呼んでほしいのです!)
(もしかして神様見習いの方も、あべこべになっています?)
(………)
学園長の方を向くと、目をそらされたということは。
(何で俺が男だって、言っちゃうんですか!?)
(だって私だけでは無理なのです!?)
(人数を決めれば良かったじゃないですか!?)
(男の子が来るって言った瞬間に、他の教員に知らせるためにすっ飛んで行ったのです!?)
(止めてくださいよ!?)
(無理なのです!?)
「あの~」
神様と念話で言い争いをしてると、川井先生がはなしかけてきた。
(ほら川井先生も心配しているのです!)
(………仕方ないですね)
「すいません何でもないですよ」
そう言って、俺は川井先生の方を向く。
「はうっ!? 男の子が見てる」
「あの何とか慣れてください」
これは前途多難だな。
□□□
「優さんには新入生代表として、挨拶をしてほしいのです!」
「はい?」
俺、学園長、川井先生と一緒に教室へ向かう途中学園長が、そんな事を言い出した。
「あの学園長わざとやってません?」
この学園長(神様)いい忘れが多くないか? というかここまで、くるとわざとじゃないか?
「もう学園長駄目じゃないですか、大事なことなんですから」
「えへへごめんなのです」
川井先生もっと言ってください、恐らくその学園長反省してないです。
「こ、ここが教室ですよ」
話しているうちに教室へついた。というか先生緊張しすぎ。
「1年1組ですか」
「ゆ、ゆ、優さんの席は一番後ろの窓側で、で、ですね」
テンプレかな?
とりあえず三人で、教室の中に入る。
「優さん、お、お、恐らくですがまだ時間も早いですので、ゆっくりしていてください」
「優さんこれをどうぞなのです!」
学園長から、紙を渡された。
「新入生代表挨拶の台本ですか?」
「そうですよいきなり頼んでしまってご、ご、ごめんね」
「いえ大丈夫です」
俺は台本の中を確認する川井先生は、早く俺に慣れてください。
「それでは私は誰か来るまで、台本を読んでいますね」
「わかったのです! それでは、行きますのですよ川井先生!」
「は、はい!」
二人は教室から出ていった。
「さてと」
練習しますか。
□□□
side???
「早く来すぎちゃったなあ」
私の名前は藤森千代今年から高校1年生なの!
自分で言うのも何だけど! 運動神経抜群で、顔は………まあそこそこかな?
そんな私には目標があります………それは
「彼氏を絶対に作るぞーーー!?」
おっとつい大声を出してしまった。
周りをキョロキョロ………良し誰もいないね。
「良しここだね」
1年1組ここが1年間お世話になる教室かあ。
「それじゃあ中に………へ?」
教室の中から人の声がしていた。
「わ、私より早く来ているとは………強者がいるとは顔を見ないと」
私は扉を勢いよく開けた。
「春の………えっ?」
「えっ?」
そこには黒髪の美少女がいた。
これが運命の出会いになることを今の私は知らない。
sideout千代
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