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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第1章波乱の転移生活
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第51話俺と赤ちゃんプレイ

遅くなってすいません。第51話です。

「あの? もう一回言ってください」



昼休みが終わる頃教室に文美さんが、やって来て俺を学園長室へ呼んだ。



何で呼ばれたんだろ? と、俺は考えながらついていった。



学園長室へついて中に入り呼ばれた理由を聞いてみると、俺は聞き間違えかと思いもう一度聞いてみた。



「………信じたくないのは分かるなのです。でも今言った事は事実なのです」



マジか。



「まさか会長と月下先輩が、部活合宿の時の王様ゲームでやった赤ちゃんプレイにはまるとは」



「物凄く気持ち良かったと言っていたのです」



「………」



これって俺のせいなのかな?



「とりあえず今日神宮寺さんと月下さんを、家に呼んでいるなのです。宜しくお願いしますなのです」



「………また急ですね」



今の二人に俺は会っても大丈夫なのかな?



「大丈夫なのです! 今以上に酷くは………ならないと思いたいなのです」



めちゃくちゃ不安だ。



キーンコーンカーンコーン



「あ、授業が始まるなのです! 話はここまでなのです!」



「………そうですね。ではまた後で」



「はいなのです!」



俺は急いで教室へ戻って行った。



呼ばれた理由を千代とメアリーに聞かれたが、俺は本当の事を言えず大したことでは無いと言って誤魔化した。




□□□











「雄一さん。居間で二人が待っているなのです」



学校が終わり文美さんのテレポートで、先に家へ帰宅し部屋で俺は着替えた。



30分ほど経つと扉がノックされどうぞと言うと、文美さんが入って来て、二人が居間にいることを教えてくれた。



「雄一さん。引かないであげてほしいなのです」



「分かってますよ」



俺はそう言い居間へ向かう。



「ちょっと雄一さんは、待っていてくださいなのです!」



居間の扉の前につくと文美さんが、そう言い先に入っていく。



準備でもしているのだろうか?



「二人とも準備完了なのです! 雄一さんどうぞなのです!」



しばらくしたら文美さんがそう言ってきた。



「じゃあ入りますね」



俺は扉を2回叩き中へ入って行った。




□□□











「え~と?」



入ると神宮寺さんと月下さんがいた。



赤ちゃんが着るような服を着て。



二人は俺を見るなり目をキラキラさせていた。



「「ばぶー」」



二人はハイハイで俺に近づいてくる。



「さあ! 雄一さん。二人の赤ちゃんをどうするなのです!」



学園長に言われ俺は考える。



ふと横を見るといつの間にか大きなベッドがあった。



「とりあえず寝かしますか」



「「ばぶー!」」



二人もそれでいいようだった。



「じゃあ二人とも、行こっか」



「ばぶ!」



二人は、両手を広げた。



これって………まさか。



「抱っこしてほしいって事かな?」



「「ばぶ!」」



そうだと言わんばかりに返事をする。



「………しょうがない」



俺はまず神宮寺さんにお姫様抱っこをした。



「ばぶ!?」



「プシューーー!?」



月下さんが驚愕し神宮寺さんが鼻血を吹き出した。



慣れたくは無かったけど、女の子が鼻血を吹く所だいぶ慣れたな。



神宮寺さんをベッドに運び終え顔をみると、恍惚した顔でボーとしていた。



「次は月下さんの番だ」



俺は神宮寺さん同様、月下さんにお姫様抱っこをする。



「ブハッ!?」



月下さんも鼻血を吹き出した。



この世界の女の子って鼻の血管弱くないか。



「大好きな人に、お姫様抱っことかマンガの世界の話なのです」



文美さんが何か言っていたが、聞こえなかった。



「とりあえず神宮寺さんのとな「ばぶ!」うお!?」



月下さんを神宮寺さんの隣に、寝させようとしたら神宮寺さんに引っ張られた。



俺はバランスを崩し倒れ、ちょうど二人の真ん中に倒れた。



二人が俺の体の上に乗ってくる。



「じ、神宮寺………さん、月下………さん、流石に二人………同時に………乗られると………きついです」



「「スゥ………スゥ………スゥ」」



寝ているだと!?



「二人も三人も、変わらないですよね雄一さん?」



文美さんも俺の上に乗ってくる。



「ちょっ!? 三人………とも………おき………て」



俺は意識を失った。



あの後俺が目を覚ましたら、三人に土下座され二度と赤ちゃんプレイをしないと神宮寺さんと月下さんに言われた。


読んで頂きありがとうございます。

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