第46話俺と新聞部
46話です。
「今日はよろしくお願いいたします雄一さん」
「よろしく三上さん」
合宿3日目俺は三上さんと一緒に、新聞部を見に行くことになった。
何故三上さんが一緒かというと三上支配人が、文美さんに男性恐怖症の治療の一環で、俺と一緒に行けるように頼んだらしい。
文美さんは渋々許可を出していたが、何故渋々だったのかが分からなかった。
「それじゃあまずは新聞部に、行くよ俺に取材したいって言ってるから」
「はい!」
俺と三上さんは、新聞部が使用しているを場所へ向かった。
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「やっと来たか兄よ」
新聞部が使っている部屋の前で優が、不機嫌な顔で仁王立ちしていた。
「え? 雄一さん妹様がいらっしゃったんですか?」
そういえば言ってなかったな。
「紹介するよ妹の優だ。優こちらは、三上紗綾さんだ仲良くな」
「………よろしく」
優は素っ気なく挨拶をした。
「こら優、ちゃんと挨拶しなきゃ駄目だろ」
「私は気にしてないです。だから大丈夫です」
三上さんはそう言う。
「ありがとう三上さん」
そう言って俺は三上さんの頭を撫でた。
「はう~」
三上さんの顔がとろけていた。
この人本当に男性恐怖症か?
「兄の女誑しめ」
優がそんな事を言ってくる。
何度も言うが俺は女誑しじゃないぞ。
「兄よ、そろそろ頭を撫でるのは止めろ!?」
「うおっ!?」
「きゃあ!?」
優が怒って俺と三上さんを引き離す。
「優、危ないだろ」
「ふん!? 目の前でイチャイチャされたら、誰でもこうなる!?」
優は不機嫌な顔でそう言う。
「優、ごめんな」
「言葉で言うより態度でしめしてくれ」
そう言って優は頭を前に出してきた。
俺は優の頭を撫でる。
「うむ」
見るからに優は上機嫌になる。
「羨ましいです」
三上さんがそう言う。
「んじゃあ買い出しに………何やってるの?」
新聞部の人が部屋から出て来てそう言った。
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「なるほど雄一君せっかくだから私達も撫でて」
「駄目です!?」
優がそう言い俺の目の前に立つ。
「ぶう~優ちゃんのケチ」
新聞部の部長、神楽坂春さんがそう言う。
「あの? 雄一さんの取材はしないんですか?」
「おお、そうだった。雄一君こちらに」
俺は言われた場所に座る。
「じゃあ早速だけど、どうして学園長の家で暮らしてるの?」
「えっ!? 雄一さん。学園長様は、確か女の人ですよね!? 女の人の家で暮らすなんて危険ですよ!?」
三上さんがそう言う。
「三上さん。学園長は危険な人ではない、兄と一緒に住んでいる私が保証しよう」
優はどや顔でそう言い、それを聞いた新聞部と三上さんは羨ましいな~と言っていた。
「暮らしている理由は、俺と優の両親はもう亡くなってるんです」
そう言うと優以外が暗い表情になる。
「ご、ごめんなさい!? 両親が亡くなっているとは知らずに!? ほんとごめんなさい!?」
神楽坂さんが土下座する。
「大丈夫ですよ気にしないでください、土下座何てしなくても 良いですよ」
神楽坂さんはビックリした表情になる。
「不謹慎な事を聞いた私を許してくれるの?」
「はいお前もだな優」
「ああ、私も気にしてないそれにあれを、親だとは私は認めない」
そっか優(高橋先生)は俺が両親に事故死するまで、虐待されてたのを知ってるんだな。
となると学校の先生(文美さんを含む)全員知っているな。
「これ以上は聞かない事にするよ」
「ありがとうございます」
「デリケートな部分は余り深く聞かないほうが良いと私は、考えるよさて次の質問だが雄一君、君は3日間部活動を見ていると思うが、この学校に通っているとしてぶっちゃけ何部に入りたい?」
俺はしばらく考え。
「今の所は麻雀部ですかね」
そう俺が言うと皆驚いた顔をしていた。
「兄よ!? 博打はいかんぞ!?」
「そうですよ!? 雄一さん!?」
優と三上さんに全力で止められた。
良いじゃん麻雀でも、別にお金をかけるんじゃああるまいし。
この後も、優、三上さん、そして神楽坂さんも加わり麻雀は止めた方が良いと言われまくり取材所では無くなってしまった。
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