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ハーレムルート編第31話俺と皆と結婚式中編

すいません遅くなりましたハーレムルート第31話です。

「皆出てきてくださいなのです!」



文美さんが更衣室の入口前でそう言う。



「無理です学園長! この格好で雄一さんの目の前に、立ったら絶対に鼻血を吹き出して気絶します!」



「今の声藤森さんですかね?」



「ゆ、雄一さんいるんですか!?」



更衣室から動揺の声が聞こえてくる。



「そりゃいるなのですよ」



文美さんが呆れながらそう言う。



「皆出てきて結婚式しましょうよ!」



「「「む、無理です!」」」



「じゃあ私だけで結婚式を行うなのです!」



「「「駄目ーーー!?」」」



皆飛び出してきた。



「「「あっ」」」



皆俺を見て固まる。



「「「ブハッ!?」」」



鼻血を吹き出してぶっ倒れた。



「やれやれ鼻血を出すとは、情けないなのです!」



「………掃除が大変だなこれ」



「いやそこ気にしなくても、大丈夫なのです」



文美さんがそう言うが、俺は無視して花嫁衣装を見る。



「花嫁衣装は汚れてないな」



「心配する所そこなのです?」



「………鼻血吹き出すの見慣れたからか?」



余り慣れてはいけない事だが。



「とりあえず皆を部屋に、運ぶなのです! 警官隊の皆さんを運ぶのを手伝ってくださいなのです!」



文美さんがそう言うと警官隊の人達が、出て来て皆を運んで行く。



俺は近くで倒れていた藤森さんを、お姫様抱っこした。



「「「う、羨ましい(なのです)」」」



見ていた女性陣がそう言ったが俺は、反応せず藤森さんを運んで行った。




□□□











「改めて結婚式を開始するなのです!」



全員が起きた所で文美さんはそう言う。



「覚悟を決めるなのです見慣れたさん」



「「「………はい」」」



「では始めるのでお願いします!」



一人のお婆さんが入ってくる。



「お久しぶりです」



「あらやっぱり貴方だったの」



入って来たお婆さんは、ウエディング体験の時に会った人だった。



「それじゃあ始めるわね」



お婆さんの言葉に全員並ぶ。



「汝坂本雄一はこの場にいる全員を嫁として迎え入れ、幸せにする事を誓いますか?」



「誓います」




「では、この場にいる女性陣全員、坂本雄一を生涯の夫として迎え入れ幸せに出来る覚悟はありますか?」



「「「はい!」」」



「雄一君大変ですがこの場にいる、全員と接吻をしてください」



「分かりました」



俺は一番近くにいた藤森さんの前に行く。



「………」



藤森さんの顔は真っ赤になり、目がぐるぐる回っていた。



「キスしますね」



俺は藤森さんの口にキスをした。



「………」



藤森さんは大量の鼻血を吹き出し倒れた。



「雄一さん気にせずキスを、続けるなのです」



藤森さんは警官隊の人達が、担架で運ばれて行った。



「分かりました」



俺は全員にキスをしていったが、その度鼻血を吹き出し倒れていった。



「そう言えばミルス姫が、いなかったんですがどうしたんですか?」



「ミルス姫は自分の国で行われる、結婚式のみ参加するそうです」



ティスさんがそう言う。



「なるほど」



「全く皆さん気絶するのは、情けないなのです!」



文美さんはそう言っていたが、鼻血を吹き出していた。



「文美さんも鼻血を何とかしてきてくださいね〜」



「は〜い!」



文美さんは走って家に入っていった。



「雄一さんお疲れの所申し訳ございません飛行機に乗って、Y国に向かって頂きます」



ティスさんがそう言う。



「分かりました」



「ではサイナ様、ミルス姫、文美学園長が来たら空港に向かいましょう」



俺とティスさんは皆を待った。

読んで頂きありがとうございます。

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