ハーレムルート編第26話俺と皆とお祝い前編
すいません遅くなりましたハーレムルート第26話です。
「………」
太刀川さんに寄りたい場所があると言われ、ついて行っているが学校まで遠回りしているみたいだな。
「あの二人ともわざと学校まで、遠回りしていませんか?」
俺は二人にそう聞く。
「やっぱり気づきますよネ」
「まあ学校に行ってからのお楽しみしといてよ」
二人にそう言われる。
「分かりました」
俺は頷く。
「ん?」
誰かの携帯が鳴る。
「私の携帯電話が鳴ってますネ!」
太刀川さんが携帯電話に出る。
「了解ネ!」
そう言い太刀川さんは携帯電話を切る。
「雄一さん! 如月さん! 学校に走って行くネ!」
太刀川さんはそう言い走り出した。
「待ってください太刀川さん!」
俺と如月さんは太刀川さんを追いかけた。
□□□
「体育館ですか?」
「さあ中に入るネ!」
そう言い皆で体育館に入って行く。
パーン!
「な、何だ!」
クラッカーの音が聞こえた。
「「「正式入学おめでとう〜!」」」
体育館に集まっていた生徒全員にそう言われた。
「えっと」
「皆がお祝いがしたいと言ったので、本日する事にしたなのです!」
文美さんが前に出て来てそう言う。
「さあ雄一君ここに座って」
桃さんがそう言い椅子を持って来た。
「ありがとうございます」
俺は椅子に座る。
「一番藤森千代! 全力で雄一さんの為に、歌わせて頂きます!」
そう藤森さんが言うと、曲が流れ歌い出す。
「藤森さん音痴ネ………」
太刀川さんがそう言う。
「でも思いがこもっている、所で次誰が歌うんだ?」
「えっとちょっと待ってくださいネ」
太刀川さんが文美さんに聞きに行った。
「決まってないみたいですネ!」
「じゃあ俺が歌っても、問題無いですね」
「えっ?」
「ふう」
俺は歌い終わった藤森さんに近づく。
「藤森さん」
「雄一さんどうしましたか?」
「歌うのでマイク貸してください」
「………マジですか!?」
藤森さんはめちゃくちゃ驚く。
「何でそんなに驚くんですか?」
「兄よ男性の歌声を生で聞くなんて、無いに等しいぞ」
優(分身)がそう言う。
「………そう言えば男性の歌手いないんだな」
ならば。
「皆に俺の歌声を聞かせるから、改めて藤森さんマイクを貸して」
俺は藤森さんからマイクを受け取る。
「二番坂本雄一歌います!」
読んで頂きありがとうございます。




