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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第1章波乱の転移生活
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第39話私とくじ引き大会なのです!

39話です。今回は文美視点からなので、何時ものサブタイトルとは、違います。

said文美



AM5:00 体育館、合宿に向かう1日前



「おはようございますなのです! 皆さん」



「「「おはようございます。学園長!」」」



さてまだ雄一さんは眠っている時間なのです! 今は、雄一さん以外の生徒と教師の皆さんに、集まってもらっているなのです! え? 何故かってそれはですね。



「「「雄一さんの隣の席は私が頂く!」」」



てな感じに第1回雄一さんの隣の席には、誰が座るんだ! 大会(くじ引き)を行うからなのです!



「ルールは簡単なのです! 当たりのくじを引いた人が、雄一さんの隣の席を独占できるなのです! なお、私が不正をしていないということを証明する為、この場で当たりのくじを入れるなのです!」



そう言って私は当たりと、書かれた紙を見せ箱の中に入れ箱をふる。



「誰から引くなのです?」



「「「………」」」



やはり最初は、誰も引きたく無いなのです。



「じゃあ1年1組の一番! 優さん! ………は、いないので、二番の人から引くなのです!」



「は、はい!」



最初の娘が箱の中に手を突っ込んだ。



「これにします!」



一枚の紙を取り渡してくる。



私は紙に書かれた文字を確認する。



ちなみに左右に川井先生と高橋先生が、いるので神様の力を使ったら一発でばれるなのです!



「残念ハズレなのです!」



そう言って私は引いた娘に見せる。



見せた瞬間その娘は崩れ落ちた。



「そんな~」



「次の人が待っているから、速く移動するなのです!」



そう私が言うと立ち上がり、肩を落としながらとぼとぼ歩いていった。



「次は三番の人なのです!」



「はい!」



こういう感じで皆次々とくじを引いていった。




saidout文美











said優



「なあにこれ?」



朝起きて居間のテーブルの上を確認すると、文美さんの字で先に行っているなのです! と書かれた紙が置いてあったので、私は一人で朝食をとり学校へ向かった。



教室に入ると誰もいなかった(他の教室からも、声が聞こえてこなかった)。



これはおかしいと私は思い学校の中を探し始めた。



体育館近くに来ると大きな声が聞こえたので、扉を開け中に入るとガッツポーズをしている月下先輩と崩れ落ちている生徒、先生、文美さんがいた。



「なあにこれ?」



私は思わずもう一度言ってしまった。



月下先輩は私に気づいたようで、私に向かって走ってきた。



「優ちゃん! 私やったわ! やったのよ!」



そう言って私の両手を持って、ブンブン振り回してきた。



「ちょ!? 月下先輩何がやった何ですか?」



「私バスで雄一さんの隣をゲットしたのよ!」



………はい?



「えっと私何にも聞いてないんですが」



「あれそうなの? てっきり優ちゃんはこの話を聞いても、不参加って自分から言ったと思ってたけど」



聞いてないですよ。



「えっと、じゃあ月下先輩が兄の隣って事で大丈夫ですか?」



「そうよ~だから、お兄さんは私にまっかせなさい!」



何を任せればいいか分からないんですが。



結局この日私の隣になれなかったのが相当ショックだった為か、今日一日全く授業にならなかった

読んで頂きありがとうございます。

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