ハーレムルート編第11話俺と皆と駄菓子屋
すいません大分遅くなりましたハーレムルート第11話です。
「雄一さん久しぶりにオセロしませんか?」
三上さんと神楽坂さんに、夕食を作った次の日保健室で仙波先生と、話していると柊さんが来てそう言う。
「良いですよ」
「では早速ですがやりましょう、仙波先生ここでしても良いですか?」
「良いわよ〜」
仙波先生がそう言うと柊さんは、鞄からオセロを取り出した。
「じゃあ始めようか雄一さん」
「よろしくお願いします柊さん」
「頑張ってね〜雄一君」
俺と柊さんの勝負が始まった。
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「う〜んまた負けました」
前勝負した時よりは善戦したが、また負けてしまった。
「雄一さんまたご褒美頂戴!」
「こら〜! 柊さん勝ってから言わないの〜!」
柊さんがそう言うと、仙波先生が怒った。
「俺は構わないですよ」
「流石雄一さん! じゃあ町に出かけましょう!」
そう言い柊さんは俺の手を取る。
「それじゃあレッツゴー!」
「ちょっと待ってください! 町に何をしに行くんですか?」
「買い出しだよ!」
オセロで何を買い出しに行くんだろう?
「何を買いに行くんですか?」
「行ってからのお楽しみだよ!」
俺と柊さんは町に向かった。
「良いな〜」
仙波先生がそう言っていたが、俺と柊さんには聞こえなかった。
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「えっと駄菓子屋?」
柊さんに連れられて来たのは、駄菓子屋さんだった。
「入りますよ雄一さん」
駄菓子屋に二人で入る。
「待っていたわよ天ちゃん」
中に入るとお婆さんがいた。
「お婆ちゃん私の旦那様だよ」
「………」
柊さんのお婆さんが俺を見る。
「男神坂本雄一君よね」
「男神では無いですけど、坂本雄一です」
「………ふむ」
柊さんのお婆さんは微笑んで。
「良き旦那様だね」
「ありがとうお婆ちゃん」
「所で雄一君」
「何ですか?」
「私の事はお婆ちゃんと呼んでほしい」
「分かりましたお婆ちゃん」
「………」
お婆ちゃんは涙を流した。
「どうしたのお婆ちゃん?」
「新しく孫が出来た気分じゃよ」
どうやら嬉し泣きしたようだ。
俺と柊さんはお婆ちゃんが、泣き止むまでなった。
「お婆ちゃん何時もの頂戴」
「ちょっと待ってね」
そう言いお婆ちゃんは奥に引っ込んで行く。
しばらくすると戻って来た。
「駄菓子だよ」
「ありがとう」
柊さんはお金を払う。
「それじゃあ学校に戻るねお婆ちゃん」
「それじゃあねえ」
「さよなら」
俺と柊さんは学校に戻って行った。
読んで頂きありがとうございます。