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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第1章波乱の転移生活
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第38話俺と部活合宿

38話です。

「「「部活合宿ですか(カ)?」」」



「はい我々生徒会も参加しますわ」



今日の生徒会の議題は、毎年行われている部活合宿ついてだ。



「何で生徒会も参加するんですか? 部活じゃあないですよね?」



千代がそう聞く。



「今回の参加部活はこの学校の全ての部活動で、参加人数は596人になりますわ! なのでせっかくだから生徒会もついていくことにしましたわ!」



「「「多いな(ナ)!?」」」



何でそんなに多いんだ!?



ガラガラ



「それはこの部活合宿のしおりを見るなのです!」



「ビックリした!?」



急に学園長が入ってきた為私は驚いた。



「えーと何々ゲストとして、雄一さん参加! って、えっ!?」



はい?



「雄一さん参加するんですカ!?」



メアリーが驚いた。



ちょっと待て。



「学園長兄が参加するということを、私は聞いてないですよどういう事です?」



「これから言うなのです!」



「兄が断ったらどうするんですか?」



「断るわけないなのです!」



何処からくるんだこの自信。



「まあ、恐らくだが兄も断らないと思うが」



「良かったなのです! 参加者が多いのは、皆雄一さんに会いたいからなのです!」



「はあ………学園長優さんは、恐らくと言っています。雄一さんが来ない可能性がありますわよ」



会長が言うことは正しい。



「では、私が明日までに兄に聞いておこう」



「優さんよろしくお願いします!」



「優頼んだよ!」



「優さんお願いしますヨ~!」



会長、千代、メアリーに祈りながらそう言われた。



大丈夫だって私が雄一本人なのだから。




□□□











次の日の放課後、私は生徒会の扉の前に立っていた。



ちなみに千代とメアリーには、まだ行くことは伝えていない。



コンコン



「しつれ「「「どうだった!?」」」うおっ!?」



扉を開けた瞬間凄い数の生徒に囲まれた。



「………優」



「………優さん」



千代とメアリーが不安そうに言う。



私は親指を立て。



「兄は行くと、言っていたぞ」



しばらくの沈黙の後



「「「よっしゃーーー!?」」」



それを聞いた生徒達が叫んだ。



ギャーーーーーーー!? また耳がーーーーーー!?



「では雄一さんにお伝えください! 合宿は2日後ということを」



「また急ですね!?」



この学校毎回急すぎる。



この後部活合宿の詳しい詳細の説明があったが、どうやら今年の人数は例年に比べてものすごく多いので、何時も使っている場所ではなくホテルを拠点にして、合宿を行うと職員会議で決定したらしい。



ちなみに合宿の期間は4日間だ。



何だか大変な事が起きそうだと私は思った。

読んで頂きありがとうございます。

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