文美ルート編最終話俺と文美と家族
文美ルート最終話です。
「パパ〜」
そう言い女の子が俺の足に抱きついてきた。
数年後俺は文美さんと結婚していた。
今俺の足に抱きついているのは、娘の冬樹である。
「ねえパパ〜明日はお仕事あるの〜?」
「明日は休みだぞ」
「やった〜!」
冬樹は俺の体を登っていく。
「パパ〜」
「こら〜何やってるなのです!」
文美さんが怒りながら居間に来た。
「ママ邪魔」
「何が邪魔なのです! パパは私の旦那様なのです!」
そう言い文美さんは後ろから抱きついてきた。
「将来は私の旦那様になるもん!」
「「ぐぎぎぎぎ」」
「こらこら喧嘩をしない」
俺はそう注意する。
「「は〜いパパ〜」」
そう言い二人は離れた。
「今日の夕食何にする?」
「「ハンバーグ!」」
「了解今から作るな」
俺はそう言い台所に向かった。
□□□
「「パパの料理うまうま」」
「ふむ、やはり冬樹は文美さんにそっくりだな」
俺はそう言う。
「どちらかと言うと雄一さんに、似てほしかったなのです」
「どうしてだ?」
「雄一さんを欲しがらないからなのです!」
「ママ考えてもみてよパパを欲しがるのは、女の子の本能だよ!」
「そんな本能溝に捨てて来るなのです!」
「だが断る!」
「あはは」
このやり取りも大分慣れたものだなあ。
「パパ〜ごちそうさま〜」
そう言い冬樹は俺の膝の上に座ってきた。
「ずるいなのです!」
文美さんはそう言いハンバーグを、急いで食べて俺の膝の上に座ってきた。
「ママ邪魔〜」
「邪魔とは何なのです!」
今の状況は文美さんが右膝、冬樹は左膝に座っている。
「全く二人は甘えん坊だなあ」
俺は二人を後ろから優しく抱き締めた。
「「はあ………はあ………はあ」」
二人の鼻息が荒くなる。
「………二人とも落ち着け」
俺はそう言い二人の頭を撫でる。
「「ブハッ!?」」
二人は上を向き鼻血を吹き出した。
「………俺もこういう所変わらんな」
気絶した二人を俺はベッドに運んだ。
□□□
「「スウ………スウ………スウ」」
文美さんと冬樹は、俺のお腹の上に乗ってねている。
「幸せだなあ」
二人の頭を撫でながら、俺はそう言う。
「雄一さん………私も………幸せなのです」
文美さんが寝言でそう言う。
「これからも一緒にいような文美」
俺はそう言い眠りについた。
「さてこれにてこのお話は「ちょっと待つなのです!」文美?」
「まだ書いてないルートがあるなのです!」
「書いてないルート?」
「ハーレムルートなのです!」
「はい?」
「と言う訳で明日から、ハーレムルート開始なのです!」
「………マジですか?」
次回からハーレムルートです。