文美ルート編第15話俺と文美と新学園長
すいません大分遅くなりました文美ルート第15話です。
「雄一さん明日学園長就任のパーティーを、開催するなのです!」
三条さんの誘拐が不問になり、家に向かっている帰り道文美さんがそう言う。
「急ですね」
「まあ急遽決まった事だからなあ、今回は仕方ない部分があるな」
優がそう言う。
「まあ確かに」
「雄一さん」
文美さんに紙を渡された。
「これは?」
「明日の予定なのです!」
「読んでおきますね」
「お願いしますなのです!」
「兄よ今日の夕食は何だ?」
「ビーフシチューだな」
「「………」」
二人の目がキラキラ光輝く。
「じゃあここから走って帰るか」
「「了解!」」
三人で走って家に向かった。
□□□
「雄一さん緊張してませんか?」
次の日の朝俺は文美さんと一緒にスーツを着て、校門の前に来ていた。
「もちろんです」
「では体育館に向かうなのです! 皆待っているなのです!」
俺と文美さんは体育館に向かう。
「では開けるなのです!」
文美さんはそう言い扉を開ける。
「「「………」」」
全員が俺と文美さんを見る。
「「………」」
二人で舞台の上に上がる。
「これより新しい学園長に、よる挨拶があるなのです!」
文美さんがそう言い俺はマイクを受け取る。
「おはようございます。皆さん新しい学園長になりました! よろしくお願いします!」
俺はそう言い頭を下げる。
「「「雄一さんおめでとうございます!」」」
皆拍手をしてそう言ってくれた。
「ではパーティー開始なのです!」
文美さんがそう言いパーティーが始まる。
「雄一さんお疲れ様ですわ」
下に降りると神宮寺さんがそう言ってきた。
「お疲れ様です神宮寺さん後、これからもよろしくお願いします」
そう言い俺は頭を下げた。
「そう言えば学園長雄一さんは、どういう扱いになるんですか?」
藤森さんがそう聞く。
「このまま学園に通いながら、仕事を覚えてもらうなのです!」
「じゃあチャンスはあるって事ですね」
そう言い藤森さんは前から俺に抱きついてきた。
「なあ! 私の旦那に抱きつくなのです!」
「油断しちゃってると取っちゃいますよ! ねえ皆!」
皆頷いていた。
「取らせないなのです!」
文美さんは後ろに抱きついてきた。
「「「私も!」」」
この後皆に抱きつかれた。
読んで頂きありがとうございます。