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文美ルート編第13話俺と文美と交際宣言

すいません大分遅くなりました文美ルート第13話です。

「………」



間違った情報を何とかした次の日、東浦学校の門の前に生徒達が集まっていた。



「また嫌な予感がする」



「同じくなのです!」



「今度は何だ?」



俺が文美(分身)さん、優(文美さん)の順番でそう言う。



「「「………」」」



生徒達と目が合った。



俺達は周りを囲まれる。



「どうしたんですか?」



俺はそう言う。



「雄一さん聞きたい事があります」



一番前にいた藤森さんがそう言う。



「何ですか?」



「学園長と付き合ってるんですか?」



「………」



さてどう答えるか。



「付き合っているなのです!」



「「「!?」」」



文美さんはそう言い切る。



「言って良かったんですか?」



「そのうちバレるなのです」



「兄よ文美さんの言う通りそのうちバレるから、今のうちに行っておいた方が良い」



「なるほど」



「………ん? 皆の反応が無いな」



優がそう言い皆に近づく。



「………皆白目をむいて気絶してるな」



「………」



文美さんが藤森さんの頬をペチペチ叩く。



「起きないなのです!」



「とりあえず保健室に運べばいいですかね?」



「そうだな」



三人で生徒達を運んだ。




□□□











「「「………」」」



「………」



現在授業中だが、皆テンションが低くお通夜ムードだった。



「………次の問題を藤森さん」



「………」



藤森さんはうつむいていた。



(仕方ない)



「答えはBです」



「………正解です」



川井先生は黒板に問題を書き始めた。



(優この雰囲気何とかならんのか?)



(ならんな時が解決してくれるのを待つしかない)



(………そうか)



このまま授業は進んでいく。



キーンコーンカーンコーン!



「………授業終了です」



そう言い川井先生は教室を出て行った。



「………」



俺のせいだが暗い雰囲気だな。




□□□











「兄よ文美さんから学園長室に、来てほしいと連絡がきている」



「了解」



俺と優は学園長室に向かう。



「雄一さん来て頂きありがとなのです!」



学園長室に入ると、文美さんにそう言われる。



「いえいえ大丈夫ですよ」



「呼んだ理由は何ですか?」



優がそう聞く。



「祭政学園、明晰学園の生徒達に交際している事が、バレたなのです!」



「………やばいですね」



「なので帰り道注意してくださいなのです!」



「了解です」



「大丈夫だ文美さん兄は全力で守る」



「ありがと優」



「では先に帰りますね文美さん」



俺と優は学園長室から出て行った。

読んで頂きありがとうございます。

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