文美ルート編第12話俺と文美と間違った情報
すいません遅くなりました文美ルート第12話です。
「ママの料理うまうまなのです!」
文美さんが寧々花さんの作ったオムライスを、一口食べてそう言う。
「………美味しい」
オムライス何て食べたの何時ぶりだ。
「あら雄一君にそう言われるのは、とても嬉しいわ」
寧々花さんが笑顔でそう言う。
「はあ………はあ………はあ」
息を切らしながら、如月さんが居間に入って来た。
「何とか………してきたわ」
「お疲れ様です」
俺は如月さんに水の入ったコップを渡す。
「雄一君貴方とても優しいわねえ」
そう言いコップを受け取ってくれた。
「はい貴女の分のオムライス」
そう言い寧々花さんは机に置いた。
「母さんありがとう」
そう言い如月さんは椅子に、座ってオムライスを食べ始めた。
「相変わらず母さんの料理は、美味しいわね」
「ありがとう」
「えっと如月さん明日文美さんと、一緒に学校へ行っても大丈夫なんですよね?」
「もちろんよ」
「良かったなのです!」
文美さんは笑顔でそう言う。
ピンポーン
「「「ん?」」」
インターフォンが鳴った。
「………何だろう嫌な予感がする」
「私もなのです」
「とりあえず私が行くわ」
寧々花さんがそう言い玄関に向かって行った。
「………」
「………」
「………」
ドタドタドタ!
「雄一さん大丈夫ですか!」
藤森さんが居間に駆け込んで来た。
「どうしたんですか? 藤森さん」
「あれ? 何ともなってない?」
「………どんなふうに聞いたんですか?」
「えっと雄一さんが学園長に、縄で縛られてるって」
「文美さん全員に説明しに行きますよ」
「了解なのです」
俺と文美さんは学校に向かった。
「如月何て説明したのか言いなさい」
「「ひいっ!?」」
如月さんと藤森さんが、寧々花さんの全力の殺気を受けていたが、居間から出て行った俺と文美さんは気づかなかった。
□□□
「「「あれ雄一さん?」」」
学校に到着すると皆武器を用意していた。
「皆が聞いた情報は間違いだよ、その証拠に俺が来たから」
「「「良かった〜」」」
「皆さん武器を片付けるネ!」
太刀川さんがそう言い皆武器を片付け始めた。
「ふう………これで襲撃は無いですね」
「そうですね」
「じゃあ帰りますか」
「了解なのです!」
俺と文美さんは家に帰って行った。
読んで頂きありがとうございます。