胡桃ルート編最終話俺と胡桃と教師として
すいません大分遅くなりました胡桃ルート最終話です。
「雄一さんお疲れ様です」
歓迎会が終わり胡桃がそう言ってくる。
「さあ皆お片付けしましょ〜」
ミミさんの一声で皆片付けを開始する。
「兄よ胡桃といちゃいちゃしに町に行って来ると良い」
優が笑顔でそう言う。
「良いのか?」
「もちろんだ」
「では雄一さん行きましょう!」
胡桃がそう言い俺の手を取る。
そして走り出した。
「あらあら若いわね〜」
「「「羨ましい」」」
□□□
「雄一さん何処に行きますか!」
「う〜ん」
俺はしばらく考える。
くう〜
何かの音が聞こえてきた。
「………はうっ!」
胡桃の顔が真っ赤になった。
どうやら胡桃のお腹が鳴った音みたいだな。
「昼食を食べるか」
「………はい」
「リクエストはあるか?」
「………」
胡桃は赤い顔のまま指を指した。
「カレー屋かあじゃあ入るか」
俺と胡桃はカレー屋に入って行く。
「いらっ………」
店員さんが俺を見た瞬間固まる。
「席空いてますか?」
「あ、はい! 席にご案内します!」
店員さんに席に案内される。
「ご、ご注文は何にいたしますか?」
俺と胡桃はメニューを見る。
「俺はハンバーグカレー」
「私はメンチカツカレーで」
「かしこまりました!」
そう言い店員さんは離れて行った。
「なあ胡桃」
「何ですか? 雄一さん」
「将来的にだが俺はお前と結婚して、明晰学園で働こうと思う」
「………マジですか!?」
「おうマジだまあここで言う事ではなかったかな」
「全然大丈夫です! 母も喜びます!」
「じゃあ戻ったらミミさんにも言うか」
「お待たせしました!」
注文したカレーがきた。
「それじゃあ食べ始めるか」
俺と胡桃はカレーを一口食べる。
「「美味い」」
二人同時にそう言う。
「良し!」
声のした方を見ると女性が、ガッツポーズをしていた。
どうやら彼女が作ったみたいだな。
俺と胡桃はカレーをじっくり味わった。
「さてとそろそろ行くか」
「はい! 会計お願いします!」
「またのお越しをお待ちしております」
会計を済まして外に出る。
「胡桃今からさミミさんに会いに行っても良いか?」
「もちろんです!」
俺と胡桃は明晰学園に向かった。
□□□
「今日からこの学校の教師に、なりました! 坂本雄一です! よろしくお願いします!」
そう言い俺は先輩教師達に頭を下げた。
ミミさんに明晰で、働く事を伝えてから数年、俺は教師になっていた。
「雄一君今日からよろしくね」
ミミ学園長がそう言う。
「雄一先生は一年二組の副担任です」
「ちなみに担任は私です!」
胡桃先生がそう言う。
「胡桃先生よろしくお願いします」
「はい! よろしくお願いします!」
「では、担任の先生はそれぞれのクラスに向かってください」
「「「はい!」」」
胡桃先生とクラスに向かう。
「雄一さん」
「胡桃先生今は」
「今だけですよ」
胡桃先生は歩みを止める。
「貴方と一緒に働ける事を本当に嬉しいです」
「………胡桃」
「さてと雄一先生生徒達が、待っているので二組に向かいましょう」
「そうだな」
これからの日常は楽しく胡桃と一緒に、生徒達を導く事になるだろう。
「さあ雄一先生入りますよ」
「はい」
俺と胡桃は二組に入って行った。
読んで頂きありがとうございます。次回から文美ルートです。