胡桃ルート編第15話俺と胡桃と歓迎会
すいません大分遅くなりました胡桃ルート第15話です。
「さてと今日は明晰に、行くのだが大丈夫だろうか?」
朝食を食べている途中、俺はふと気になったことを言う。
「大丈夫だと思うが、一応私が護衛につく予定だ」
優がそう言う。
「優さんよろしくお願いします!」
「うむ任せろ………所でだが」
優がニヤニヤし始める。
「兄は胡桃を部屋に連れて行ったみたいだが、何かしたのか?」
「いや、別に何もしてないな、起きたら胡桃が隣で寝てたくらいかな」
「胡桃は兄に何かしたのか?」
「抱きついて匂いを堪能しました!」
「それだけか?」
「そうだな」
「そうですね!」
「何だつまらん」
そう言い優は味噌汁を飲む。
「つまらんって………何が起きててほしかったんだ?」
「………私の口から言わせるな兄よ」
優の顔が赤くなっていた。
「と、とりあえずご飯を食べましょう!」
そう言う胡桃の顔も赤かった。
「そうだな」
俺はこれ以上聞いてたら、駄目だと思いご飯を食べ始めた。
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「さてと明晰についたが………誰もいないなあ」
校舎に入ったが人の気配がしなかった。
「何かあったんでしょうか?」
「とりあえず教室を見てみよう」
優がそう言い俺達は、教室を見て回る。
「誰もいないなあ」
教室を見て回ったが誰もいなかった。
「残りは体育館か」
「行ってみましょう!」
俺達は体育館に向かう。
「人の気配がするなあ」
「兄よ入るぞ」
優が扉を開ける。
「「「ようこそ雄一さん!」」」
パーンとクラッカーの音が鳴る。
「え〜と………これは?」
「あらあら歓迎会よ雄一君」
振り返るとミミさんがいた。
「歓迎会ですか?」
「皆がしたいって言ってねやる事にしたの〜」
「なるほど」
「という事で合唱部歌います!」
合唱部が歌い出す。
「さあさあ胡桃ちゃん、雄一君、優ちゃんここに座ってね」
ミミさんが指差した方に椅子が用意してあったので、俺達はそこに座った。
「素晴らしい合唱曲でした」
俺はそう言い拍手をした。
「「「よっしゃーーー! 雄一さんに褒められた」」」
合唱部の部員全員が、ガッツポーズをする。
「えっと次は演劇部の出し物よ〜」
「「「了解です!」」」
演劇部の人達が動き出した。
「こうやって歓迎してもらうのは嬉しいなあ」
「そうだな兄よ」
「そう言ってくれてありがとね〜」
「お母さん私にも言ってほしかったです」
「ごめんね〜今度は言うわ〜」
「これより演劇部の劇を始めます!」
演劇部の劇が始まった。
「さてとゆっくり見るか」
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