胡桃ルート編第14話俺と胡桃と深夜の会話
すいません大分遅くなりました胡桃ルート第14話です。
「「………」」
現在俺と胡桃は居間にて隣同士で座っている。。
二人とも無言である。
(さてと何を話したものか)
悩むなあ。
「あの………雄一さん」
胡桃が話しかけてきた。
「何だ胡桃」
「ごめんなさい」
「………」
さてとどう返すか。
「良いよ気にしてないから」
俺は悩んだ末そう答えた。
「雄一さんは本当に優しいですね、普通の男の子だったらブチ切れて別れてますよ」
胡桃はそう言う。
「別れようとは思わないかな、だって俺は胡桃の事が大好きだからな」
「雄一さん!」
胡桃は抱きついてきた。
「私嫌われたかと思いました」
「嫌わないよ」
俺は胡桃の頭を撫でる。
「雄一さん!」
胡桃は泣き出した。
「よしよし」
俺は胡桃が泣き終わるまで、頭を撫で続けた。
□□□
「スウ………スウ………スウ」
胡桃は寝始めた。
「さてと胡桃を部屋に運ぶか」
俺は胡桃をお姫様抱っこする。
「おや雄一さんその様子だと、胡桃さんと普通に話せたようなのですね!」
居間から出ると文美さんに会った。
「おはようございます文美さん。まあお察しの通りです」
「良かったなのです! では、私は今から学校に行くなのです!」
そう言い文美さんは走って行った。
「おや兄よおはよう」
廊下を歩いていると、今度は優(分身)に会った。
「おはよう優」
「ふむ、その様子だと」
「ああ、お察しの通りだ」
「そうか………ちなみにだが私だったら、自分の部屋に連れて行くかな」
そう言い優は去って行った。
「………」
連れて行くか。
俺は自分の部屋に向かった。
□□□
「よいしょっと」
俺はベッドに胡桃を乗せる。
「俺は床に寝るか」
俺は床で寝始めた。
「ん?」
どうやら胡桃が起きたみたいだな。
俺は寝たふりをした。
「あれここ雄一さんの部屋?」
ベッドから起き上がる音が聞こえた。
「雄一さんが寝ている………だと?」
気づいたみたいだな。
「お邪魔しま〜す」
胡桃は寝ている俺に抱きついてきた。
「はあ〜良い匂い〜」
胡桃はすりすりしてきた。
結局このまま朝を迎えてしまった。
読んで頂きありがとうございます。