胡桃ルート編第12話俺と胡桃と優との戦い
胡桃ルート第12話です。
「情けないです」
俺の部屋にて胡桃が起きてそう言う。
「ふむ余り気にしないで………とは、言えないか」
「胡桃訓練再開するか?」
俺はそう聞く。
「もちろんです!」
そう言い胡桃はベッドから立ち上がった。
「ふむでは私も訓練に参加するとしよう」
優もそう言い立ち上がる。
「それじゃあ皆で向かおう」
三人で訓練場に向かう。
「さてと胡桃今度は、私が相手になろう」
そう言い優は構える。
「よろしくお願いします! 優さん!」
訓練も構える。
「兄よ審判をしてくれ」
「了解」
俺は二人の間に立った。
「対戦始め!」
俺はそう言い大きく後方にジャンプした。
「せい!」
「たあ!」
二人とも同時に飛び出し、拳同士が激突した。
「軽いぞ胡桃」
優の方が力が強かった為か、胡桃は後ろに大きく吹っ飛んだ。
「ぐうっ!?」
胡桃は空中で何とか体制を整えて着地した。
「優さん凄い重い拳ですね」
「胡桃の拳は軽い」
優はそう言い瞬間移動した。
「神風烈風激!」
強風が吹き荒れる。
「きゃあ!?」
胡桃は床にしがみつき飛ばされないようにしていた。
「てりゃー」
「きゃうん!?」
優は瞬間移動して胡桃の首筋に、手刀をして気絶させた。
「勝負あり! 勝者坂本優!」
「さてと胡桃をベッドに運ぶか」
優はそう言い優は胡桃を担ぐ。
「俺の部屋に運ぼう」
「了解」
□□□
「優さんにも負けてしまいました」
胡桃が落ち込みながらそう言う。
「ただいまなのです!」
文美さん(分身)が俺の部屋に入りそう言う。
「「お帰りなさい文美さん」」
「おや? 胡桃さんどうしたなのです?」
「えっとですね」
俺は説明する。
「なるほどなのです。正直雄一さんと優さんの武術のレベルは、世界クラスなので格が違うなのです」
文美さんがそう言う。
優はそうかもしれんが、俺は違うと思う。
「それでも負けるのは、悔しいですよ」
「なら特訓あるのみなのです!」
文美さんがそう言う。
「そうですね優さんもう一度お願いします!」
「ちょっと待ったお腹がすいたから、先ずは夕ご飯が食べたい」
「分かりました。夕ご飯食べてから勝負しましょう!」
「んじゃ夕ご飯作るか」
俺は台所に向かった。
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