胡桃ルート編第9話俺と胡桃と戦闘
すいません遅くなりました胡桃ルート第9話です。
「皆お疲れ様」
気絶した皆を運び終えると、月下さんが飲み物を渡してきた。
「ありがとうございます月下さん」
俺はそうお礼を言う。
「どういたしまして………それで二人はどういう経緯で付き合い始めたの?」
月下さんがそう聞いてくる。
「そう言えば私も文美さんもまだ聞いてないなあ」
「私も聞きたいわ〜」
優とミミさんがそう言う。
「「そう言えば誰にも言ってなかった」」
俺と胡桃の声が重なる。
「ふむ、とても仲良しだな」
優がニヤニヤしながらそう言ってくる。
「じゃあ俺から説明しますね」
俺は付き合い始めた経緯を、説明した。
「なるほど雄一さんがあの日どうして、休んだのかが分かったよ」
月下さんがそう言う。
「一日一緒にいたから、自分の気持ちに気づけたんですよ」
「なるほどね………さてとそろそろ早い何人かは、起きていると思うから保健室に様子を見てくるよ」
月下さんはそう言い保健室に向かって行った。
「兄に胡桃ちょっと良いか?」
月下さんが行った所で、優が俺と胡桃に話しかけてきた。
「何だ?」
「兄と胡桃が付き合うのを、良く思わない生徒もいるはずだ、だから気をつけてくれ」
優が真剣な顔でそう言う。
「特に胡桃は気をつけてくれ」
「そうですね」
「安心しろ優何があろうと、俺は胡桃の事を守るから」
「………」
胡桃の顔が真っ赤になる。
「………寒い季節なのにここだけ気温が高いなのです」
「同意だ文美さん」
「そうね〜」
三人はそう言う。
「ん?」
俺の携帯が突然鳴った。
「嫌な予感がする」
俺がそう言うと皆頷く。
携帯の画面を見ると月下さんだった。
俺は電話に出た。
「もしもし月下さんどうしましたか? ………いなくなっている生徒が数人いる?」
………もしかして
「そのいなくなった生徒が胡桃を、狙ってる可能性ってどれくらいありますか? ………百パーセントですか」
「「「くたばれ白井胡桃!」」」
そう言い胡桃に何人かの生徒が、襲いかかる。
「早速来たんかい!?」
「ふん!」
「「「きゃうん!?」」」
優が回し蹴りでふっ飛ばした。
「穏やかじゃないなあ」
俺はそう言い戦闘態勢に入る。
「そうだな」
優も戦闘態勢に入る。
「胡桃には指一本触れさせん!」
「あらあら久しぶりに私も本気出しちゃうわね〜」
ミミさんが凄い殺気を出しながらそう言う。
「戦闘開始なのです!」
俺達と生徒達の戦いが始まった。
読んで頂きありがとうございます。