胡桃ルート編第6話俺と胡桃と話し合い
すいません大分遅くなりました胡桃ルート第6話です。
「雄一さん改めてですが、明晰学園に通いませんか?」
食事中に胡桃がそう言ってくる。
「あら〜良いわねえどう雄一君?」
「文美さんの許可が必要だと思います」
「という事は雄一君は良いって事ね〜」
「そうですね」
「じゃあ文美ちゃんに、電話して聞いてみるわ〜」
そう言いミミさんは居間を出て行った。
「………」
胡桃を見ると何故か涎を垂らしていた。
「胡桃?」
「雄一しゃんとの学園生活」
「………なるほど」
何を考えているのかは、だいたい分かった。
「雄一く〜ん文美ちゃん駄目だって〜」
ミミさんが涙目でそう言って、居間に入って来た。
「………雄一さん文美学園長の所に、殴り込みしに行きますよ」
目から光が消えた胡桃がそう言う。
「落ち着け胡桃俺も文美さんを、説得しに行くから」
「私も行くわ〜」
三人で文美さんの家に向かった。
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「待っていたなのです!」
文美さんが仁王立ちをして、玄関の前に立っていた。
「文美学園長お願いします! 私雄一さんと、一緒に学園生活がしたいです!」
「落ち着くなのです! 詳しい話は、家の中でするなのです!」
「分かりました」
文美さんの後ろを俺達はついて行く。
「さてと理由を話すなのです!」
居間に到着すると文美さんがそう言う。
「理由はいきなり雄一さんが、いなくなると生徒達が発狂するからなのです」
「「「………なるほど」」」
三人同時に納得してしまった。
「だから明晰学園に雄一さんを、通わせてあげたいのですが、出来ないなのです」
「う〜んどうしましょうか〜」
「なので私から提案が、あるなのです!」
「提案ですか?」
「東浦学校と明晰学園を交互に、行くなのです!」
「なるほど例えば今日東浦学校に、行ったら明日は明晰学園に行くって事ですよね?」
「そうなのです!」
「文美学園長! 雄一さんが東浦学校に、通う日は私も行っても良いですか?」
「もちろんなのです! 明日から、東浦学校に登校を許可するなのです!」
「雄一さんやりましたね!」
そう言い胡桃は抱きついてきた。
「何やら騒がしいと思えば胡桃に、ミミ学園長こんな早い時間にどうしたんですか?」
優(分身)が来てそう言う。
「優さん! おはようございます!」
「おはようそれでこの集まりは何だ?」
「俺が説明するな」
俺は優に事情を説明した。
「なるほど明日からよろしくな胡桃」
「はい!」
二人は握手をした。
「じゃあ雄一君今日は、明晰に来てね」
「えっとそれで良いですか? 文美さん」
「もちろんなのです!」
「じゃあ明晰学園に出発!」
「優さん護衛で一緒に明晰学園に、向かってくださいなのです!」
「了解です」
三人で明晰学園に向かった。
読んで頂きありがとうございます。