胡桃ルート編第4話俺と胡桃と白井家
すいません遅くなりました胡桃ルート第4話です。
「雄一さん改めてよろしくお願いします!」
しばらくして保健室から二人が出てきた。
白井さんは改めてそう言ってくる。
「ええ、よろしくお願いします」
「ねえ雄一君今日家に泊まっていかない?」
ミミ学園長がそう言ってくる。
「そうですねもう遅い時間ですので、よろしくお願いします」
「じゃあ家に向かいましょう〜」
「と、その前に文美さんに連絡して良いですか?」
「良いわよ〜」
俺は二人から少し離れて、携帯電話取り出す。
「文美さん今日白井さんの家に、泊まっていきますね………ええお察しの通りです。ではまた明日」
そう言い俺は電話を切った。
「お待たせしました」
「じゃあ行きましょ〜」
三人で家に向かった。
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「さあ雄一君ゆっくりしていってね〜」
家の中に入った瞬間、ミミ学園長がそう言う。
「雄一さん私の部屋に行きましょう!」
「あらあら胡桃ちゃん積極的ねえ」
ミミさんが嬉しそうにそう言う。
「そうですね行きましょう」
俺がそう言うと、白井さんが手を掴んできた。
「行きましょう!」
そう言い走り出した。
「胡桃ちゃ〜ん走っちゃ駄目よ〜」
「は〜い!」
白井さんは返事をしたが、そのまま走って二階に上がって行く。
「雄一さん何しますか?」
目をキラキラさせながら、白井さんはそう言う。
「そうですね〜………どうしましょう?」
「甘えても良いですか?」
白井さんは上目遣いでそう言ってくる。
「もちろん」
「やった」
白井さんは俺に抱きついてきた。
「くんかくんかくんか」
そして匂いを嗅いでくる。
「くすぐったいですよ」
「くんかくんかくんか」
ふむ、どうしたものか。
「白井さんちょっと顔をあげてください」
「ん〜?」
白井さんが顔を上げた瞬間、俺は彼女の口にキスをした。
「プシューーー!?」
白井さんは上を見て、噴水のように鼻血を吹き出した。
「大丈夫ですか白井さん!?」
「ゆ………い………さ」
白井さんは、気絶した。
「………ベッドに寝かせてから、掃除しようかな」
俺は白井さんをベッドに乗せた。
「あらあら雄一君って大胆ね」
後ろを向くとミミ学園長がいた。
「見てたんですか?」
「ええ、もちろん胡桃ちゃんが起きてから、下りてきてね」
そう言いミミ学園長は下に下りていった。
「………恥ずかしい所を見られてしまった」
読んで頂きありがとうございます。