祭ルート最終話俺と祭と将来
すいません遅くなりました祭ルート最終話です。
祭ルートの15話のタイトルを変更しました。
「う〜んこれで授業終わりっと!」
俺は背伸びをした。
俺が祭政学園に通い始めて、数カ月が経ち二年生になっていた。
祭に返答をしてから、俺は直ぐに文美さんに連絡をして祭政学園に通う事になった。
「雄一さん!」
「祭今日も家に来るか?」
「もちろんですわ!」
「じゃあ帰りに買物するから、手伝ってくれ」
「分かりましたわ!」
俺は椅子から立ち上がり、祭の手を掴んだ。
そしてそのまま教室を出て行く。
「「「良いな〜会長」」」
クラスメイトがそう言っていたが、俺と祭には聞こえなかった。
□□□
「ふう何とか欲しいものは買えたな」
「安かったですわ!」
「そうだな」
流石タイムセールだ全ての品が安い。
「おお、兄よ大量に買ったなあ」
振り向くと優(分身)と文美さんがいた。
「二人も今帰りか?」
「そうなのです! 買っている具材を見るからに………今日の夕ご飯は、牛丼なのです!」
「正解です文美さん」
凄いな文美さん色々買ってるのに、牛丼って分かるなんて。
「賞味期限が見えたのです!」
なるほど流石文美さん。
「ふむ、何時までも立ち話をしてないで歩くぞ皆………人の目が気になる」
優がそう言ったので周りを見ると、通行人は俺達の事を見ていた。
「そうだな話は歩きながらでも出来るしな」
俺達は歩き出した。
「そう言えば祭政に通い始めて、数カ月が経つがどうだ様子は?」
優がそう聞いてくる。
「そうだなあ皆優しいぞ」
「それはそうだろう兄だからな」
「そうか? 俺彼女いるんだけどなあ」
「ぽっ」
祭の顔が赤くなる。
「赤くなるのは、止めるなのです」
文美さんが真顔でそう言う。
「東浦学校の皆はどうしてるんだ?」
「たまに発狂する生徒は、いるがまあ何時も通りだな」
「それは大丈夫なのか?」
「うむ、問題ないな」
「そうか」
優が言うなら大丈夫なのだろう
「もうすぐで家に到着するなのです!」
文美さんがそう言う。
「それじゃあ続きは家に、帰ってからですね」
俺達はしばらく無言になった。
□□□
「雄一さん」
夕食が終わり今俺と祭はベッドに座っており、祭が寄り添ってきた。
「………なあ祭」
「何ですか? 雄一さん」
「将来の話だが祭政で働いて良いか?」
「もちろんですわ!」
祭は即答する。
「厨房で働く事になるか?」
「教師を目指すのもありですわ!」
なるほど。
「まあゆっくり考えるよ」
まだ時間はあるんだゆっくり考えよう。
「雄一さん」
「なん………」
唇にキスをされた。
「ずっと一緒にいましょう!」
「ああ、もちろん」
読んで頂きありがとうございます。
次回から胡桃ルートです!