表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
357/423

祭ルート編第15話俺と祭と大事な話

祭ルート第15話です。

「良く寝ましたわ〜!」



調理室で夕食の準備をしていると、祭がそう言い入って来た。



「祭体調の方は大丈夫か?」



「ええ、大丈夫ですわ!」



「良かった………皆は起きたか?」



「まだ起きていない人もいますが、ほとんどの生徒は起きましたわ」



「今日の夕食は、量が多いぞ食べれるか?」



何せ昼食と夕食が一緒になっているからな。



「大丈夫ですわ! 皆お腹ペコペコだと思いますわ!」



「そりゃそうか皆昼食食べてないもんな」



「雄一さん運ぶのをお手伝いしますわ」



「大丈夫か?」



「ええ! 大丈夫ですわ!」



「それじゃあよろしくな」



「はい!」



俺と祭は一緒に夕食を、食堂に運んで行った。




□□□











「さてと今日は、もう寝ようかな」



俺はやる事が亡くなったので寝ることにした。



トントン



扉をノックする音が聞こえてきた。



「はいどうぞ」



扉が開いて祭が部屋に入って来た。



「どうした祭?」



「雄一さんお話がありますわ」



「とりあえず座って話そう」



俺と祭はベッドに座る。



「それで話って何だ?」



「文美さん………いえ文美学園長と話をしまして、後は雄一さんの了承を得るだけなのですが、雄一さん祭政学園に通いませんか?」



「………はい?」



俺は一瞬意味が分からなかった。



「もちろん今すぐに返事は言わなくっても、大丈夫ですわ! それでは私はこれで!」



そう言い祭は部屋を出て行った。



「………答えは決まってるんだけどなあ」



まあ、即答出来なかった俺が悪いか。



「寝るか」



俺はベッドで寝始めた。




□□□











「おはよう祭」



翌朝食堂に向かう途中で、祭と会った。



「お、おはようございます雄一さん!」



「何で緊張してるんだ?」



「だ、大丈夫ですわ」



「祭昨日の答え言って良いか?」



「えっ!? もうですか?」



「じゃあ言う「ちょっと待ってください!」分かった」



俺は祭が落ち着くまで待つ。



「………はあ、落ち着きましたわ」



「じゃあ言うぞ………祭一緒に学園生活楽しもう!」



俺は力強くそう言う。



「………嬉しいですわ!」



そう言い祭は俺に抱きついてきた。



「改めて学園ではよろしくな」



「はい! ではお母様に伝えてきますわ!」



そう言い祭は走って行った。



「楽しみだなあ」



俺は食堂に向かった。

読んで頂きありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ