祭ルート編第13話俺と祭と体育の授業前編
すいません大分遅くなりました祭ルート第13話です。
「う………ん?」
俺は布団から起き上がる。
「スウ………スウ………スウ」
隣を見ると祭がすやすや眠っていた。
「………」
俺は静かに着替えて、部屋をゆっくり出て行く。
「さてと朝食どうしよう」
「私は味噌汁が飲みたいわね」
声がしたので後ろを見ると晴香さんがいた。
「味噌汁ですわね了解です」
「ありがとう雄一君言い忘れていたけどおはよう」
「おはようございます」
「調理室に私もついて行っても良い?」
「もちろんですよ」
「じゃあレッツゴー!」
二人で食堂に向かった。
□□□
「はあ〜良い味ですわ」
祭が味噌汁を飲みながらそう言う。
「「「………」」」
他の生徒は涙を流しながら飲んでいた。
「雄一君が婿に来たら、味が毎日飲めるのね〜」
「「「………」」」
生徒達が祭を睨む。
「こらこら皆を睨むな皆」
「「「………」」」
睨むのを止めた。
「雄一君今日授業に、参加してみない?」
「「「!?」」」
「良いんですか? 是非お願いします」
「「「よっしゃーーー!」」」
「うおっ!?」
急に大声が聞こえて、俺はビックリしてしまった。
「こらっ! 食事中に大声を出すな!」
先生の一人がそう注意した。
「ビックリした」
「まあ皆さんテンションは、上がりまくりですわね」
「自分で言ってあれなんだけど、羨ましいわね………はあ」
晴香さんは何故かため息をした。
「今日の授業の内容は何ですか?」
「国語、英語、世界史、体育、理科ですわ」
「全部受けたいですね」
「ごめんなさい雄一君この中で、一つに絞り込んで」
「何故ですか?」
「暴走する生徒が、出てくる可能性があるからね」
なるほど。
「じゃあ………体を動かしたい気分なので、体育でお願いします」
昼前に良い運動になるからな。
「という事で昼食の準備今から、用意しますね」
そう言い俺は調理室に向かった。
「「「………」」」
この時俺は気づくべきだった。
生徒達が鼻血を垂らしていたのを。
□□□
「さてとそろそろ着替えるか」
昼食の準備が出来たので、俺は体操服に着替える。
「………しかし何でブルマ何だ?」
普通女子生徒が着るんじゃないのか?
………余り気にしないでおこう。
「さてと外に行くか」
俺は食堂を出た。
「さあ体を動かすぞ〜!」
読んで頂きありがとうございます。