祭ルート編第11話俺と祭と無人島生活
すいません大分遅くなりました祭ルート第11話です。
「さてと三週間は学校が無いわけだ………どうする祭?」
文美さんの家に戻って居間で、祭に俺はそう聞く。
「そうですわね無人島に、ついて行こうと」
なるほど。
「じゃあ俺もついて行きますね」
「………マジですか? かなり女臭いですわよ」
「もちろんだって祭が行くからな」
そう俺は笑顔で言う。
「………」
祭は無言で鼻血を垂らした。
「大丈夫か?」
俺はティッシュを祭に渡した。
「ありがとうございます」
祭はティッシュを受け取った。
「早速お母様に連絡しますわ」
そう言い祭は居間を出て行く。
「さてと無人島生活楽しみだなあ」
俺はそう言った。
□□□
「さあ無人島生活スタートですわ!」
無人島の浜辺にて祭がそう高らかに宣言した。
「「「………」」」
この場にいた生徒全員が、祭を睨んでいた。
「こらこらお前ら生徒会長を、睨むんじゃない」
先生の一人がそう注意した。
「ちなみに料理人は坂本雄一君だ」
「「「!?」」」
それを聞いた生徒全員が、俺の方を物凄いスピードで見る。
「料理人の坂本雄一ですよろしくお願いします」
そう言い俺は頭を下げる。
「「「よっしゃーーー!」」」
凄い大きな声だなあ。
「じゃああっちにある建物で、特訓兼勉強をする」
「「「了解!」」」
皆走って建物に向った。
「祭行くか」
「はい!」
「ねえ雄一君行く前にちょっと良いかしら?」
晴香さんに呼び止められた。
「何ですか? 晴香さん?」
「一応気をつけてね全員思春期の女の子だから」
「分かりました」
「大丈夫ですわ雄一さん! 誰が来ようと、私が倒しますわ」
「ありがとう祭」
「さてとごめんね呼び止めて、それじゃあ向かいましょう」
「そうですね」
三人で建物に向かった。
□□□
「さてと夕ご飯何にしようかな?」
俺は調理室の冷蔵庫の中身を見ながらそう言う。
「雄一さん手伝いますわ」
俺が悩んでいると、祭が来てそう言ってくる。
「ありがとう祭」
「いえいえさてと冷蔵庫の中を見る限り………カレーですわね」
「………そうですね」
「早速作りますわよ!」
「俺は人参と牛肉を切るので、玉ねぎとジャガイモを切ってください」
「分かりましたわ!」
早速二人でカレーを作り始めた。
「あっという間に具材が切れたな」
「そうですわね」
後は煮込むだけだ。
「さてと後はゆっくり話しましょう」
「そうですわね」
二人でゆっくりと話し始めた。
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