祭ルート編第8話俺と祭と祭政学園
すいません大分遅くなりました祭ルート第8話です。
「雄一さん明日何処かに出かけませんか?」
今現在俺は三条さんと一緒に、文美さんの家の居間にいた。
「良いですね学校が、終わったらになりますが何処に行きましょうか?」
「一緒にゆっくり歩きたいですわ!」
てっきりショッピングかと思ったな。
「雄一さんそろそろ私を、祭って呼んでください」
三条さんが突然そう言ってくる。
「そうだな………祭」
「………」
祭の鼻から鼻血が垂れる。
「大丈夫か?」
俺はティッシュで祭の鼻を抑える。
「ブハッ!?」
「うおっ!?」
祭が鼻血を吹き出す。
「何でだよ!?」
祭は気絶した。
「とりあえずまた俺の、ベッドの上に乗せるか」
俺は祭をベッドの上に乗せた。
トントン
「はい」
「失礼するぞ兄よ」
優(分身)が入って来た。
「どうした優?」
「文美さんからの伝言だ明日から、しばらく祭政学園に通ってほしいとの事だ」
「………はい?」
「何でも向こうの学生が、兄との学園生活を満喫したいそうだセイレイト女学院のように」
「なるほど祭も東浦学校に、編入したからその逆か」
祭が起きたら報告しないとな。
俺は眠っている祭を見ながらそう言う。
「では伝えたからな兄よ」
そう言い優は部屋から出て行った。
「………」
俺は祭の頭を撫で始めた。
□□□
「さあ雄一さん! 祭政学園に向かいますわよ!」
翌日祭がテンション高くそう言う。
「さてとどうなる事やら」
「悪いことにはなりませんわ!」
………嫌な予感がするなあ。
「さあ祭政学園には、歩いて行きますわよ雄一さん!」
「ちょっと待ってくれ三条さん」
出発しようとすると、優が引き止めてきた。
「私もついて行く」
「あら優さんも祭政に通いますの?」
「いや、二人の護衛だ」
「………祭政で何か起きたのか?」
「念には念を入れてだ」
「そうか」
直感だが祭政で何か起こっている気がする。
「では改めて祭政に向かいますわよ!」
三人で祭政に向かった。
□□□
「………生徒達が校門に集まってるなあ」
これは嫌な予感が的中か?
「「「生徒会長」」」
「な、何ですか?」
「「「雄一さんと付き合い始めたって本当ですか?」」」
「………はい?」
何で知ってるんだ?
「失礼それは何処情報ですか?」
優がそう聞く。
「「「校長先生」」」
「………」
なるほど嬉しくて言っちゃたか。
「雄一さん! 優さん! 逃げますわよ」
祭は俺と優の手を掴み反対側に逃げ出した。
「「ちょっ!? 祭(三条さん)!?」」
「「「待て〜!」」」
こうして追いかけっこが始まった。
読んで頂きありがとうございます。