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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第1章波乱の転移生活
35/423

第33話俺とお見合い実習(教師編)

33話です。

「「「結婚してください!」」」



「………はい?」



昨日の大騒ぎから一日が経ち、お見合い実習の日である。



職員室に到着すると教師方から、いきなり結婚してくださいと言われた。



………何だこれ?



「教師の皆さんいきなりの事で、雄一さんが困惑してるなのです!」



「「「すいません雄一さん(君)!?」」」



土下座された。



てかこの光景入学初日に見ましたよ!?



「大丈夫ですよ頭をあげてください」



「「「キュン! 優しい」」」



今の場面キュンとくる所あったか?



「とにかく雄一さんは質問に何でも、答えてくれるなのです! どんどん聞くなのです!」



学園長がそう言った瞬間教師全員の手が上がった。



そんなに聞きたいことがあるのか。



「では、理科の高橋美和子たかはしみわこ先生どうぞ」



「はい! では好きな人はいますか?」



周りが静寂に包まれる。



学園長も神妙な面持ちになる。



何でだ?



「居ませんよ今はまだ」



それを聞いた先生方は良しまだ私にも、チャンスはある! と言っていた。



「では次は国語の川井先生どうぞ」



「は、はい! す、好きなタイプの女性はいますか!」



川井先生が緊張しながらそう聞いてきた。



俺は結構悩んだ後に。



「好きなタイプの女性は居ないです」



「何故なのです!?」



学園長がそう言ってきた。



いや、何ですかその反応?



「ここでタイプを言った所で変わる可能性があるからです。だって、好きになった女の子がタイプって事になりますし」



「「「な、なるはど(なのです)」」」



学園長を含め全員が納得した。



今のところ変な質問は無いな。



「次は保険の仙波先生どうぞ」



「は~い雄一君は寝技では何が好き~?」



………はい?



「あの? 言っている事の意味が分かりません」



「あら~? 分からなかった~セッ「「「言わせるわけないでしょ」」」キャー!?」



仙波先生は何人かの先生に何処かに連行された。



「何だったんですか、今の?」



「雄一さんは気にしなくてもいいなのです!」



周りの先生方も頷く何だったんだあの質問?



俺は少々の疑問を抱きながら次々と来る質問に答えていった。



余談だがこれ以降の質問は、全て結婚関係のものだった。

読んで頂きありがとうございます。

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