祭ルート編第6話俺と祭とやばい発想
祭ルート第6話です。
(まさか付き合って一日目に、一緒に寝ることになるか)
部屋に入り特に何もする事が無かった為、二人で一緒に寝ることになった。
「………」
三条さんは正面から俺に抱きついていた。
「はあ〜めっちゃ幸せですわ〜」
三条さんはそう言い俺の匂いを嗅いでくる。
「くんかくんかくんか」
「三条さんくすぐったいですよ」
「すいません雄一さん欲望には、逆らえませんわ」
そう言いまた俺の匂いを嗅いできた。
「………」
俺は興味本位で頭を撫でてみる。
「はにゃあ」
蕩けた声でそう言う。
(ふむ)
次に俺は強く抱きしめてみる。
「ハアハアハアハアハアハアハア」
鼻息がめちゃくちゃ荒くなった。
「………」
俺は何が起きるか予測できていたが、おでこにキスをした。
「ブハッ!?」
三条さんは上を向き大量の鼻血を吹き出す。
ああ、やっぱりこうなったか。
「………」
三条さんの体は痙攣していた。
「とりあえず片付けるか」
しかし何で鼻血を吹き出すのが、予測できたのに俺は実行したのだろうか?
「グヘヘ最高ですわ」
三条さんは寝言でそう言っていた。
□□□
「兄よ惚気話は朝から勘弁だぞ」
優に夜俺がした事を言うと、優に呆れながらそう言う。
「惚気ではないぞ」
「誰がどう聞いても惚気だぞ兄よ、しかしサディスティックな兄か………素晴らしい」
よく分からない事を優が言ってきた。
「サディスティックって何だ?」
「おっと失言だったかいずれ分かるぞ」
「はあはあはあ雄一さん」
振り返ると顔を赤くした三条さんがいた。
「お、おはようございます三条さん」
俺は何故か危機感を感じた。
「はあ………はあ………はあこれを」
犬の首輪を渡してきた。
「………えっと?」
「私に首輪をつけてかっ「それ以上言わせませんよ!?」」
とんでもない事を言いそうになったので、俺は慌てて言葉を被せる。
「どうしてそうなるんですか!?」
「夜の快感が忘れられずもっと、気持ち良くなるためにはどうしたら良いか考えましたわ」
「………えっとそれで?」
「雄一さんの恋人兼ペッ「だから言わせませんよ!?」」
やばい発想に至っちゃったよこの人!?
「兄よ」
優が俺の肩に手を置き。
「最悪文美さんに頼めば何とかなるぞ」
「………いや、自業自得だから一人で何とかするよ」
「そうか頑張れよ」
優はそう言い紅茶を飲んだ。
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