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祭ルート編第5話俺と祭とお泊り

祭ルート第5話です。

「………」



「スウ………スウ………スウ」



俺のベッドの上で三条さんが眠っている。



ちなみに俺は椅子に座りながら、本を読んでいる。



「まあ俺のせいなんだけどな」



何で俺こんな事言ってんだ?



「う………ん?」



三条さんが起きた。



「おはようございます。三条さん」



「………プハッ!?」



三条さんはまた鼻血を吹き出す。



「大丈夫ですか? 三条さん?」



「ばい」



俺は三条さんにティッシュを渡す。



「ばりがどうございまず」



ティッシュを受け取り鼻に詰めた。



「あの雄一さん」



「何ですか?」



「私達付き合っているんですよね?」



「もちろんですよ」



「………」



三条さんはポケットから、携帯電話を取り出す。



「ストップ」



俺はおそらくだが神宮寺さんに、電話をかけようとした三条さんに待ったをかける。



「どうして止めるんですか?」



「また面倒くさい事になりそうだからです」



「………そうですわね」



良かった。



「後日電話で自慢しますわ!」



「あの? 俺の話聞いてましたか?」




□□□











「ふむその様子だと付き合い始めたようだな」



三条さんと一緒に部屋から出ると、優(分身)が俺の部屋の前にいた。



「あら優さん盗み聞きですか?」



「そんな悪趣味は無いですよ、たまたま前を通っただけですよ」



「良かったですわ」



「ふむ、その様子だと兄の前で何か失態をしましたね」



「ギクッ」



「まあ優余り追求してやるな」



俺は優に小声でそう言う。



「ふむ了解だ」



「おや皆さん集まってどうしたなのです?」



文美さんもやって来た。



「文美さん何でも無いですよ」



「ふむなるほど察したなのです! 三条さん今日は、泊まっていくなのです!」



「良いんですか!」



「もちろんなのです! ………雄一さん」



「何ですか?」



「三条さんを思いっきり甘やかすなのです!」



そう言い文美さんは去って行った。



「雄一さん」



三条さんは涎を垂らしなが、俺の事を見ていた。



「ふむ、三条さん如何わしい妄想を兄の目の前でしないで頂きたい」



「………はっ!? 申し訳ございません!」



「ふむ、では私は部屋に戻るぞ」



そう言い優は去って行った。



「部屋に戻りますか」



「はい」



俺と三条さんは部屋に入って行った。

読んで頂きありがとうございます。

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