祭ルート編第4話俺と祭と部屋での告白
すいません大分遅くなりました祭ルート第4話です。
「………」
今私は優の格好で授業を受けている。
しかし考えているのは、三条さんの事ばかりである。
「優?」
目の前に心配そうな顔をした。
「千代どうした?」
「どうした? じゃあ無いわよ、授業終わったわよ!」
「………マジか気がつかなかった」
それだけ集中してしまったって事だな。
「教えてくれてありがとうじゃあ帰るか」
そう言い私は立ち上がる。
「優何か悩みがあるなら聞くわよ」
千代がそう言ってくる。
「悩みではないが………まあ考え事があってなあ」
「そうなんだじゃあそろそろ時間だし、生徒会に行こうよ!」
「そうだな」
私と千代は生徒会に向かう。
「あら、優さんに藤森さんこんにちわ」
廊下で声をかけられた。
声のした方を見ると三条さんがいた。
「あれ三条さんどうしてここに?」
「雄一さんに会いに来ましたわ」
「どうして雄一さんに会いに来たんですか?」
千代が三条さんを睨む。
「千代睨む必要性は無いだろ」
「だって〜」
「だって〜じゃあ無い………三条さん兄は別件でいません」
「あらそうなんですね」
「おそらくですが夜には、帰って来ると思います」
「分かりましたわ」
三上さんは去って行った。
「何だったんだろう?」
千代は首を傾げてそう言う。
「ふむ、千代生徒会に向かうぞ」
「そうね向かいましょうか」
(三上さん後で家に来る気だな)
俺と千代は生徒会に向かった。
□□□
「こんばんわですわ! 雄一さん!」
予想通り三条さんは夜に来た。
「優から聞いた時もしかしてとは、思ったんですがやっぱり来られましたか」
「ええ、貴方とお話がしたくて」
「俺も丁度貴女と話したかった所です………俺の部屋に行きましょうか」
「………マジですか!?」
「さあ行きましょうか」
俺は三条さんの手を取り部屋に向かう。
「さてと早速返答させて頂きますね」
「ちょ、ちょっと待ってください! 少し待ってください!?」
「了解です」
俺は少し離れる。
「ふう落ち着きましたわ………さあ雄一さんどんとこいですわ」
「俺も三条さんが好きです」
俺はそう言い三条さんの唇にキスをする。
「………」
三条さんは滝のような鼻血を、吹き出しぶっ倒れた。
「三条さん!?」
三条さんは痙攣していた。
「ベッドに寝かせないと!?」
俺は三条さんをベッドに乗せる。
「グヘヘ雄一さんからのキス」
三条さんはだらしない顔で、そう寝言を言った。
読んで頂きありがとうございます。