紗綾ルート編第14話俺と紗綾と我慢の限界
すいません大分遅くなりました紗綾ルート第14話です。
「紗綾」
「………」
仕事の時間になった為、俺と紗綾はホテルに向かった。
ホテルの目の前にマスコミらしき人達がいた。
「本当に非常識な方々ですね」
紗綾が呆れながらそう言う。
「紗綾肩に触れるが大丈夫か?」
「大丈夫ですよ」
俺は紗綾の肩に手で触れる。
「奥義避雷針、記憶の型!」
俺と紗綾は瞬間移動した。
「ふむ、調理室に瞬間移動成功だ」
瞬間移動したのは調理室である。
「さてといい加減我慢の限界だ紗綾会議をするぞ」
「はい雄一さん」
俺と紗綾は調理室を出て行った。
□□□
「生さん新聞社に殴り込みしに行こうと思います」
生さんの所に行き俺はそう言う。
「そうですか………やはりそうなりますよね」
「と言う訳で文美さんに連絡します」
俺は携帯電話を取り出し、文美さんにかける。
「文美さん俺我慢の限界です。なので、殴り込みをしようと思います」
「ストレートに言いますね雄一さん」
紗綾がそう言う。
「そうですね明日で良いですかね?」
「雄一さんも結構急な事を言いますね」
「神宮寺さんを頼るんですか? ………分かりました頼りましょう」
いつの間にか神宮寺さんも、用意してくれていたみたいだな。
「では今からそちらに移動しますね………紗綾、生さん」
「「はい」」
俺は二人の肩に手で触れる。
「もう一回奥義避雷針、記憶の型!」
居間に瞬間移動した。
「さて会議をしますわよ」
何故か神宮寺さんがいた。
「何故神宮寺さんがここに?」
「学園長に呼ばれて飛んで来ましたわ」
「………流石ですね」
「兄よ私達もいるぞ」
声のした方を見ると、優(分身)と藤森さんと太刀川さんがいた。
「人数は多い方が良いと思ってな」
「なるほど」
「では早速会議開始なのです!」
こうして会議が始まった。
□□□
「では正面突破という事で決まりですわね」
「こっちが犯罪者になりませんかね?」
「大丈夫なのです! 神宮寺さんのお婆さんに、許可をもらったなのです!」
「そう言えば神宮寺さんのお婆さんって、警官隊のトップでしたっけ?」
「ええ、お婆様にも許可をもらったので派手に行きますわよ!」
神宮寺さんは指を鳴らしながらそう言う。
「新聞社吹き飛びませんかね?」
「………多分大丈夫だと思います」
俺が言い出した事だが、建物が残るかどうかの心配をしてしまった。
読んで頂きありがとうございます。