紗綾ルート編第13話俺と紗綾としつこい者たち
すいません遅くなりました紗綾ルート第13話です。
「おはようございます雄一さん!」
藤原さんが逮捕された次の日、俺と紗綾は一緒に学校に行く約束をしていた。
丁度登校する時間に紗綾が来て、紗綾は挨拶してきた。
「おはよう紗綾学校に行くか」
「はい!」
二人で学校に向かって歩き出す。
「………雄一さん気づいていますか?」
「………マスコミ関係者ですかね」
家を出てからつけられているなあ。
「とりあえず………瞬間移動」
俺はつけている人達の背後に移動する。
「「「えっ!?」」」
「つけるのなら、単独の方が良いですよ」
「雄一さん警官隊を呼びました」
紗綾が来てそう言う。
「あんたらマスコミ関係者ですか?」
「「「………」」」
「無言は肯定と見做します」
「お待たせしました!」
警官隊の人達が到着した。
「連れて行って何処の、マスコミ関係者か調べてください」
「了解であります! さあ連行するぞ!」
「「「了解!」」」
俺達をつけていた人達は、警官隊に連行されていった。
「それにしても嫌な予感がするなあ」
「私も嫌な予感がします」
□□□
「やっぱり藤原さんと同じ所の人達でしたか」
学校から紗綾と一緒に帰ると、文美さんに居間にて調査結果を見せられた。
嫌な予感が当たったなあ。
「全く同じ会社の人間が、不祥事をしたのにもかかわらずまだ続けるなのですか………」
文美さんは呆れながらそう言う。
「いい加減にしてほしいですよね」
紗綾も呆れながらそう言う。
「これ何とかできませんかね?」
「………難しいなのです」
やっぱり難しいかあ。
「紗綾このまま隠し通すのは、難しいと思います」
「………確かにそうですね、皆にバレるまでは隠しておきましょう」
「………分かった」
何か後数日でバレそうな気がする。
ピンポーン
「「「ん?」」」
インターフォンが鳴った。
「………雄一さん一緒に行くなのですか?」
「………行きます」
「私はここで待ってますね」
俺と文美さんは玄関に向かう。
「はいどなたですか?」
俺はそう言い扉を開ける。
カシャ!
開けた瞬間シャッター音が聞こえた。
「チッ!」
写真を撮った女の人は舌打ちをして逃げ出した。
「警官隊の皆さん捕まえてくださいなのです」
文美さんがそう言った瞬間、警官隊の皆さんが出てきてあっという間に捕まえた。
「神の力使って潰した方が、世の中の為だと思うなのです」
「我慢してください」
読んで頂きありがとうございます。