紗綾ルート第8話俺と紗綾とネット記事
紗綾ルート第8話です。
「「「………」」」
「凄く嫌な予感がする」
「同意見です」
校門の目の前に神宮寺さん、藤森さん、太刀川さんが立っていた。
「とりあえず挨拶をしますか」
「そうですね」
俺と紗綾は三人に近寄る。
「おはようございます。神宮寺さん、藤森さん、太刀川さん」
「「「おはようございます。雄一さん」」」
「おはようございます。皆さん」
今度は紗綾が挨拶する
「「「………」」」
三人は紗綾を睨む。
「どうしたんだ皆?」
「「「………がって」」」
「? 何て言ったんですか?」
「「「雄一さんと結婚しやがってー!」」」
「「………はい?」」
結婚はまだしてないんですけど。
「何で俺と三上さんが、結婚したって話になってるんですか?」
「………」
藤森さんは無言で携帯電話の画像を見せてくる。
どうやらネット記事みたいだな。
「え〜と坂本雄一安らぎのホテル三上、支配人三上生の娘と結婚!? ………はい?」
何だこの記事?
「泊まったお客によると、坂本雄一に接客されたとの事これを察するに、ホテルの娘と結婚した可能性がとても高い………推測じゃないですか」
三上さんはきっぱりそう言う。
「では何故雄一さんが、ホテルから出てきたんですか?」
「ホテルの手伝いをして頂いて、遅くなったしまった為泊まってもらったんです」
「「………」」
両者一歩も譲らない。
「皆何をやっているんだ?」
優(文美さん)がやって来てそう言う。
「優丁度良い所に! 雄一さんと紗綾って、結婚してるの?」
「いや、結婚はしとらんぞまずそんな事になったら、私が全力で止める」
「「「それもそうか(カ)」」」
そう言い三人は校舎に入って行った。
「大丈夫か二人とも」
「ありがとう優」
「どういたしまして、さあ校舎に入ろう」
三人で校舎の中に入って行った。
□□□
「ふう今日は疲れたなあ」
文美さんの家の俺の部屋にて俺はそう言う。
それにしても合う人全てに紗綾の事を聞かれたなあ。
「仕方ないですよ皆雄一さんが、大好き何ですから」
「紗綾俺何にも行ってないぞ」
「雄一さんが考えてる事ですから」
「なるほど? ………所でバレたらどうするんだ?」
「バレたらそのときですよ………それより雄一さん」
紗綾は抱きついてくる。
そのまま俺はベッドに倒れる。
「いちゃいちゃしましょう」
「そうだな」
この後いっぱいいちゃいちゃした。
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