紗綾ルート第7話俺と紗綾と電車
すいません遅くなりました紗綾ルート第7話です。
「う〜ん良く寝た」
俺は背伸びしそう言う。
「スウ………スウ………スウ」
隣を見ると紗綾が眠っている。
「!?」
俺は視線を感じドアの方に目線を向ける。
「………」
生さんがカメラを向けていた。
「生さん何やってるんですか?」
「娘の成長を録画しております」
「………」
言っている意味が分からない。
「うん?」
紗綾が起きた。
「紗綾おはよう」
「おはようございます。雄一さん」
「おはよう紗綾………あれ大丈夫か?」
俺はそう言って生さんを指差す。
「あれ?」
紗綾さんは生さんの方を向く。
「………」
「ちょっ!? お母様何をやってるんですか!」
「紗綾気にしなくても、大丈夫ですから雄一さんとイチャ付きなさい」
「いや、気にしますよ!」
「それにイチャ付く所を、人に見せるものでは無いと思いますけど」
「ふむなるほどでは、下で待っております」
そう言い生さんは部屋を出て行った。
「全く………お母様は後で説教ですね」
「まあほどほどにな………さてと着替えて下に行くか」
俺はそう言い服を脱いだ。
「ブーーー!?」
紗綾は大量の鼻血を吹き出した。
「あ、しまった」
紗綾は気絶した。
「………片付けるか」
余計な仕事を増やしてしまったなあ。
「ビクン! ビクン! ビクン!」
紗綾は痙攣していた。
□□□
「行ってきますお母様」
「行ってきます生さん」
「お二人とも気をつけて行ってらっしゃい」
生さんに見送られ俺と紗綾は学校に向かう。
「雄一さん十分後に出る電車に乗りますよ」
「了解です」
俺と紗綾は走り出した。
「男神坂本雄一様だ」
「本物だあ」
俺を見た女性がそう言っていたが、俺と紗綾は駅に急いだ。
「ふう何とか電車が来る前に到着したか」
「すいません朝から走らせてしまって」
「大丈夫だそれにあれは、俺が確実に悪い」
紗綾の目の前で服を脱いじまったからなあ。
「あ、雄一さん電車来ましたよ!」
電車は止まり扉が開く。
俺と紗綾は電車に乗り込む。
「さあ東浦駅まで座ってましょう」
「そうですね」
「「「………」」」
周囲の女性陣は紗綾の事を、睨んでいたが俺達は無視した。
読んで頂きありがとうございます。