紗綾ルート編第3話俺と紗綾と安らぎのホテル三上
紗綾ルート第3話です。
「文美さんの赤飯美味しいですね」
俺は赤飯を一口食べてそう言う。
「ありがとなのです!」
「雄一さんお母様が、明日会いたいと言ってるんですが大丈夫ですか?」
「はい大丈夫ですよ」
早速ご両親に挨拶イベントか。
「頑張らないとな」
「雄一さんそんなに緊張しなくても、大丈夫ですよお母さんめちゃくちゃ喜んでいました」
「………ならだい大丈夫かな?」
「三上さん今日は私の部屋に、泊まってくださいなのです!」
「分かりました。では雄一さんお休みなさい」
そう言い三上さんは、居間から出て行った。
「さてと俺は皿洗いするか」
「大丈夫なのです! 私が洗っておくなのです!」
そう言い文美さんは居間を出て行く。
「文美さんの言葉に甘えるか」
俺はそう言い自分の部屋に戻った。
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「雄一様お待ちしておりました」
次の日三上さんとともに、あさイチで安らぎのホテル三上に到着した。
入り口にて生さんが待っていた。
「おはようございます。生さん」
「おはようございます雄一さん。立ち話も何ですからホテルの中で話しましょう」
「分かりました」
「ではこちらに」
俺達はホテルの中に入って行く。
「こちらでお話をしましょう」
生さんにそう言われ部屋に入っていく。
「二人ともそこに座って」
そう言われたので二人で座る。
「まず紗綾」
「はい」
「おめでとう!」
そう言い生さんは三上さんに抱きつく。
「お母様雄一さんが見ております!」
「あら失礼」
そう言い三上さんから離れた。
「仲がいい事はとても良い事ですよ」
「そう言って頂きありがとうございます」
「生さんいきなりですが、お願いがあるんですが良いですか?」
「何ですか雄一さん?」
「ここで働かせてください」
「「………マジですか」」
「何か問題があるんですか?」
「いえ、問題では無いんですが」
「その………いろいろ触られますよ」
「そうなんですか?」
「はい」
「大丈夫ですよ、だってみか………いえ紗綾がいますから」
「………ふえ?」
紗綾の顔が真っ赤になった。
「………しまったなあ」
この後の展開が予想出来てしまった。
「ブハッ!?」
紗綾は大量の鼻血を吹き出した。
「すいません生さん」
「大丈夫ですよ紗綾を布団に寝かしましょう」
生さんはそう言い手早い動きで、布団を敷いて紗綾を寝かせた。
「では雄一さん仕事内容を、教えますのでこちらに」
「了解です」
読んで頂きありがとうございます。