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桃ルート最終話俺と桃と結婚してから

すいません遅くなりました桃ルート最終話です。

「良しこんなもんか」



俺は味噌汁の味見をしてそう言う。



テレビ局の取材から数年経ち、俺は神宮寺家の台所で料理をしていた。



「旦那様もうすぐ奥様が、お帰りになられると連絡がきました」



メイドさんが台所に入って来てそう言う。



「分かりました報告ありがとうございます」



「では失礼しました」



メイドさんは頭を一度下げ台所から出て行った。



「さてとこれで完成だ後は、桃と沙耶香が帰って来るのを待つだけだな」



俺はそう言い夕食を運び始めた。



「最初の頃はメイドさんに、料理をする必要が無いとか運ぶ必要は無いとかいろいろ言われたなあ」



まあ今でもたまに言われるが。



「パパただいま!」



声のした方を見ると、沙耶香が廊下を走って俺に近づいて来た。



「こら沙耶香! 料理に埃がはいるだろ」



「パパごめんなさい」



沙耶香は俺の目の前で止まりそう言う。



「沙耶香慌て過ぎだぞ」



沙耶香の後ろから桃が来てそう言う。



「だってパパの料理早く食べたかったんだもん」



「全く………今日の夕食は味噌汁と鮭とサラダか、相変わらずパパの料理は美味しそうだ」



「まだ台所に白いご飯があるぞ」



「じゃあ残りは私と沙耶香で運ぶから、パパは居間で待っててね!」



「了解それじゃあ居間で待ってるからな」



俺は居間に向かった。




□□□











「「「ご馳走様でした」」」



三人同時に食べ終わる。



「見事に全員同時に食べ終わったなあ」



「仲良しだね!」



「そうだなあ〜」



「旦那様片付けは私達がやります」



メイドさん達が、居間に入って来てそう言う。



「てつ「いけませんよ旦那様」せめて最後まで言わせてください」



「言われる事は分かっていますので、私達が言える事は家族との時間を大切にしてください」



そう言いメイドさん達は、皿を持って部屋を出て行った。



「パパ部屋に行きましょう」



「そうだな………沙耶香も来るよな?」



「もちろん!」



「じゃあ部屋に行くか」



俺達は部屋に向かった。




□□□











「スウ………スウ………スウ」



ベッドに寝転ぶと沙耶香は、直ぐに眠ってしまった。



「パパ明日久しぶりに、涌井さんと合うんだが来るか?」



桃がそう言ってくる。



「もちろん」



「思えばあの取材のおかげで、スムーズに世間に受け入れられたからなあ」



「まだその事は、お礼言ってないからなあ明日言うか」



「そうね………ねえパパ」



「どうした桃?」



「私と結婚してくれてありがとう」



「………ああ、俺もだ桃ありがとう」



このまま一生この幸せが続くように、俺は強く願った。

読んで頂きありがとうございます。次回から紗綾ルートです。

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