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桃ルート編第14話俺と桃と取材前編

すいません遅くなりました桃ルート第14話です。

「皆認めてくれて良かった」



今現在俺と桃は文美さんの家の居間にいる。



勝負が終わった後皆認めてくれた。



「雄一さん大変なのです!」



文美さんが大慌てで居間に入って来た。



「どうした学園長?」



「雄一さんと桃さんの婚約について、マスコミが騒ぎ始めたなのです!」



「………騒ぐだけなら問題は無いと思いますけど」



「騒いでいる所がヒデミがいた所なのです!」



「………」



ヒデミがいた所かあ。



「学園長私の記憶が正しければ、ヒデミが捕まった事でかなりの人数が逮捕されたうえ活動を制限されたはずじゃあなかったか?」



「それが報道の自由がどうとかで、無理やり活動を再開させたみたいなのです!」



「はあ〜面倒くさい」



「と言うかこの取材受けないと駄目なんですか?」



「もうテレビで取材をするって宣言したみたいなのです!」



「まだ俺や桃の所に話が全くきてないのですが」



「そんなの関係なく答えるまで、しつこく聞いてくるなのです!」



「………迷惑な人達ですね」



「全くなのです!」



「それで取材は何処でするって言ってるんだ?」



「2日後でテレビ局にてするって、言ってるなのです!」



「「面倒くさいな」」



俺所に桃の声が重なる。



「やっぱりそうですよね〜」



「まあでも取材は受けるしかなさそうですね、人権無視平気でやってきそうですし」



「………ですねじゃあ取材を受けると、電話してくるなのです!」



そう言い文美さんは居間から出て行った。



「一難去ってまた一難ですね」



「まあ雄一君なら大丈夫だと思うけどね」



「………」



「そんな心配そうな顔しなくても大丈夫よ! 何時もの雄一君なら大丈夫だから」



「桃ありがとな」



「いえいえ」



「兄よ夕食が出来たぞ」



優(分身)が居間に来てそう言う。



「それじゃあ夕食を食べながら、マスコミ対策を話し合いますか」



「そうだね」




□□□











「ねえ優ニュースでやってたけど、雄一さんインタビュー受けるの?」



次の日優の姿で登校すると、先に来ていた千代にそう聞かれた。



「受けると言っていたな」



「やっぱりそうだよね〜アイツらしつこく、取材させろって言ってきそうだし」



「そうなんだよしつこくなかったら、兄も普通に断る案件なんだよな〜」



「………ねえ優、雄一さんに伝言があるんだけど伝えてもらっても良い?」



「良いぞ何だ?」



「頑張ってくださいって」



「………了解」



(ありがとう藤森さん)



俺は心の中でそう言った。

読んで頂きありがとうございます。

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