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桃ルート編第9話俺と桃とミルス姫

すいません遅くなりました桃ルート第9話です。

「でりゃー!」



「甘い」



「きゃうん!?」



桃に攻撃してきた生徒がカウンターをくらって、天井に突き刺さる。



「何人目だこれ?」



桃と沙耶香がくっついた状況で、校舎に入ると数名の生徒が襲いかかってきた。



桃と沙耶香は足技のみで、しかも抱きついたままで襲ってきた生徒を撃退していた。



「えっと桃、沙耶香流石だな」



俺はとりあえず二人にそう言う。



「「ありがとうパパ」」



二人は笑顔でそう言う。



「兄よあくまで私の直感だが、一組の教室に行かない方がいい気がする」



優がそう言う。



「確かにそうだなじゃあどこ行く?」



「ほけん………いや図書室にしよう」



「そうだな俺も図書室が良いと思う」



保健室は俺が毎日行くから、先回りされてる可能性があるな。



「二人もそれで良いか?」



「「パパが行くなら何処にでも」」



「なら決まりだ」



俺達は図書室に向かった。




□□□











「待っていたのじゃ雄一!」



図書室に入るとミルス姫とティスさんがいた。



「お久しぶりです。ミルス姫、ティスさん」



「うむ、久しぶりなのじゃ」



「お久しぶりです雄一さん」



「二人はどうしてここにいるんだ?」



優がそう聞く。



「ふむ、一組は危険で保健室は先回りされてる可能性がある、ならば他に雄一が行きそうな場所を考えたらここが思い浮かんでのう」



「なるほど直感が当たった所ですか」



「そうとも言う!」



「それでここで待っていたと言う事は、何か話があるんじゃ無いですか?」



優がそう聞く。



「おお、そうじゃった! 桃よ良き男を旦那にしたのう」



ミルス姫がそう言う。



「ミルス姫も雄一君を奪いに来ると思ってたわ」



「戯けか妾は負けたのじゃ敗者は、勝者の恋愛に口を出してはならぬからのう」



「貴女のような人だらけなら良いのに………」



沙耶香がそう言う。



「そうじゃのう、世の中男性が少なくて皆必死だからのう」



「ミルス姫お時間です」



時計を見ながらティスさんがそう言う。



「そうかもうそんな時間か………では皆の衆妾は用事があるので、これにてさらばじゃ!」



そう言いミルス姫とティスさんは、図書室を出て行った。



「さてこれからの事を話し合おう」



「そうだなこのままだと、永遠に終わらないかもしれない」




「全く皆諦めてくれないかしら」



「お母さんそれは難しいですわ! ミルスさんが言った通り皆必死ですから」



「う〜ん」



俺は目を閉じ考える。



「………そうだこう言うのはどうだ?」



俺は思いついた事を、皆に話しだした。



読んで頂きありがとうございます。

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