桃ルート編第8話俺と桃と久しぶりの登校
すいません遅くなりました桃ルート第8話です。
「ふむ、良い朝だ」
俺は背伸びをする。
「スウ………スウ………スウ」
隣を見ると桃が眠っている。
「………」
俺は桃を起こさないように、ゆっくりベッドから出る。
「………雄一君?」
桃が起き上がった。
「桃起こしてしまったか?」
「いえ、私も今起きた所よ」
「今から朝食作ろうと思うけど、桃はどうする?」
「もちろん手伝うわ」
そう言い桃はベッドから立ち上がる。
「それじゃあ台所に向かうか」
俺と桃は台所に向かった。
□□□
「ふむ、では兄と桃さん学校に行こうか」
優(分身)がそう言う。
「そうだな久しぶりの学校だな」
俺がそう言い三人で歩き出した。
「パパ! おはよう!」
「おっと」
玄関を出た瞬間沙耶香に、抱きつかれた。
「こら沙耶香危ないだろ」
俺はそう言い沙耶香の頭を撫でる。
「えへへパパもっとナデナデして」
「全く………沙耶香さっさと学校に行くぞ」
「はーい!」
そう言い沙耶香は俺の右腕に抱きついてくる。
「沙耶香登校中だぞ、てか私の夫に余りくっつくな」
そう言い桃は左腕に抱きついてくる。
「兄よまだ朝早いぞ」
優がジト目でそう言う。
「………仕方ないこのまま学校に行くか」
「私としては自重してほしいのだが」
「優諦めなさい」
「会長貴女が言っても説得力がないな」
「まあとりあえず学校に行くか」
俺達は学校に向かった。
□□□
「「「………」」」
すれ違う人全員が俺達………主に桃と沙耶香の事を。
「………」
居心地が悪いなあ。
「兄よもう少しで学校だ」
優がそう言ってくる。
「おは………何やってるんですか?」
藤森さんがジト目で桃と沙耶香を見る。
「おはよう藤森さんえっと………見ての通りかな?」
俺は困った顔でそう言う。
「雄一さん引き剥がしますかネ?」
太刀川さんが来てそう言ってくる。
「いや、大丈夫だよ二人が吹き飛んでいきそうだから」
二人は俺に抱きつきながら構えていた。
「メアリー私達強くなろ!」
「そうですネ!」
そう言い二人は走って行った。
「ふむ校門が見えてきたな」
優がそう言う。
「生徒の目が増えてきたなあ」
皆桃と沙耶香を睨んでいた。
今日一日大変な事になりそうだなあ。
読んで頂きありがとうございます。