美人ルート編第8話俺と美人とストレス
すいません大分遅くなりました美人ルート第8話です。
「雄一さんと一緒に作った朝ご飯うまうま」
文美さん(分身)がそう言いながら、朝食を食べる。
(分身も飯食べるんだな)
俺はそう思いながら朝食を食べる。
「………」
文美さんと目が合う。
「雄一さんもしかして見惚れていたなのです?」
文美さんがニヤニヤしながらそう言ってくる。
「それはないですよだって俺は美人に夢中ですから」
「ポッ」
俺が即答すると美人の顔が赤くなる。
「ふむ、朝から惚気か兄よ」
「ご馳走様でしたなのです。私は先に学校に行くなのです」
優と文美さんが呆れながらそう言う。
「行ってらっしゃい文美さん」
「「また学校で」」
文美さんは学校に向かった。
「さてと私達も早く朝食を、食べて学校に行こうか」
美人がそう言い俺と優は頷く。
この後俺達は朝食を同時に食べ終えて、学校に運動がてら走って向かった。
□□□
「はい雄一君日替わり定食だよ」
食堂にて篠田さんが作った日替わり定食を注文した。
「雄一さ〜んこっちですよ〜!」
藤森さんが手を振りながらそう言う。
「月下さん隣失礼します」
学校では美人の事は、月下さんと呼ぶ事になっている。
「………」
「月下さん?」
俺は美人の顔を見る。
「!?」
美人は顔を真っ青にして口から、血を垂らしていた。
(全然駄目じゃないか!?)
「すいません月下さんの体調が、悪いので保健室に連れて行きますね」
「分かりました」
俺は美人を保健室に連れて行った。
□□□
「大丈夫ですか? 月下さん」
保健室にあるベッドの上に美人を座らせ、俺はそう言う。
「ブハッ!?」
「うおっ!?」
美人は吐血した。
「大丈夫ですか!?」
「予想以上のストレスだ」
口を拭きそう言う。
「やっぱり名前で呼んだ方が良いと思います」
「どれだとバレてしまうよ」
「俺は辛い思いをしている美人は見たくないかな」
「雄一さん君は優しいね………でも大丈夫だよ」
そう言い美人は立ち上がる。
「さあ皆の所に戻ろう」
「………ちょっと話しませんか」
「雄一さん?」
俺は美人の目を見てそう言う。
「問題が発生したら俺が何とかします。だから無理をしないでください」
俺はそう言い頭を下げる。
「………はあ」
美人はため息をした。
「分かったよ」
美人はそう言う。
「それじゃあ食堂に行きましょう!」
「ちょっ!? 雄一さん!?」
俺は美人を引っ張って食堂に向かった。
読んで頂きありがとうございます。