美人ルート編第7話俺と美人と仲間外れ
すいません大分遅くなりました美人ルート第7話です
「流石双子まるで歯が立たないなあ」
美人は大の字で倒れている。
「月下先輩大丈夫ですか?」
優は美人の目の前で膝を付きそう聞く。
「大丈夫だよ優ちゃん………よいしょっと」
美人は立ち上がる。
「もう一本お願いするよ」
そう言い美人は構える。
「もっと休憩しなくても大丈夫か?」
「ああ、大丈夫だよ」
「それじゃあ始めますかね」
「うむ」
俺と優は構える。
「それじゃあスタート!」
□□□
「いや〜良いトレーニングだったよ」
現在トレーニングが終わり俺の部屋に三人でいる。
「そうですね」
「美人今日は泊まっていくか?」
俺は美人にそう言う。
「そうするよ」
「それじゃあ私は「ちょっと待った優ちゃん」何ですか? 月下先輩」
「三人で寝よう」
「「はい?」」
何言ってるんだこの人?
「私は「遠慮しなくても良いから」ちょっ!?」
美人は優の手を掴み一緒にベッドに倒れ込む。
「さあ雄一さんおいで」
「………」
行くしかないのか?
「兄よ」
優も目をうるうるさせながらそう言う。
「………はあ、何処で寝れば良い?」
俺がそう言うと二人は真ん中から退いた。
俺が寝ると二人とも抱きついてくる。
「「スウ………スウ………スウ」」
そしてすぐに寝始めた。
「早っ!?」
俺はそうツッコミを入れてしまった。
「………俺も寝るか」
俺も寝始めた。
□□□
「………で? 私だけ仲間外れなのです?」
朝居間にて俺達三人は正座させられていた。
………文美さんの分身に。
(どうして分身が起こっているんだ?)
本体がいい思いをしたのに何でだ?
(怒ってないとおかしいと、思われるからなのです!)
文美さんが念話でそう言ってくる。
(なるほど)
「とにかく次は私も一緒に寝るなのです!」
そう言い文美さんは居間を出て行った。
「ごめんね二人とも」
美人がそう言い謝ってきた。
「大丈夫だぞ」
「右に同じく」
「ありがとう」
三人同時に立ち上がる。
「さてとじゃあ朝食の準備をしようか」
「そうですね」
「さん………ではなく四人で作ろう」
優がそう言う。
「じゃあ俺が文美さんを呼んでくる」
「「了解」」
読んで頂きありがとうございます。