美人ルート編第6話俺と美人と卒業会議
すいません大分遅くなりました。美人ルート第6話です。
「さて来月に行われる卒業式について話し合いますわよ!」
美人の家に泊まった翌日の放課後、早速卒業式についての会議が始まった。
ちなみに今私は優の格好である。
「卒業生代表って誰ですか?」
私は分かってはいたがそう聞く。
「もちろん美人さんですわ!」
(やっぱりそうか)
なら提案するか。
「兄が送る言葉を言う事を提案します」
「賛成ですわ千代さん、メアリーさんは賛成ですか?」
「「賛成です(ネ)!」」
上手くいったな。
何故私がこれを提案したかと言うと、送る言葉を言う人と卒業生代表は一緒に退場するので、そのまま一緒に何処かに遊びに行く予定である。
ガラガラ!
「失礼するぞ!」
桃さんが入って来た。
「毎年恒例の卒業生代表の戦いの相手決まったぞ!」
「卒業生代表の戦い?」
「他校の卒業生代表と戦う事ですわ」
「何処の学校の人と戦うんですか?」
「信託学園の水瀬芽依だ」
「………はい?」
もしかしてセレメントパークで会ったあの娘か?
「どうしたの優?」
千代が心配そうに聞いてきた。
「何でも無いよ千代」
「失礼するよ相手が決まったと聞いたから、聞きに来たよ」
月下さんが入って来た。
「信託学園の水瀬芽依だ」
「ああ、あの娘か」
「知ってんのか?」
「雄一さんとセレメントパークに、行った時に会ったんだ」
「「「………」」」
四人が一斉に月下さんを睨む。
「まあ皆落ち着け、会議を続けようではないか」
私がそう言うと会議が再開した。
□□□
「雄一さんしばらく私と、修行してほしい」
夜俺の部屋にて美人が来てそう俺に言ってくる。
「今からするか?」
「良いのかい?」
「もちろん優から聞いたけど、水瀬さんと戦うんだよな?」
「そっか優ちゃんから聞いたんだ」
「という事で訓練場に行きましょう」
俺と美人は部屋を出る。
「おや、兄に月下先輩どちらに?」
廊下に出ると優(文美さん)がいた。
「美人と特訓だ」
「なるほどなら私も付き合おう」
優がそう言ってくる。
「じゃあお願いしようかな」
「では行くか」
三人で訓練場へ向かった。
□□□
「さてと準備運動した所で、できれば二人同時に来てほしいかなあ」
美人はそう言い構える。
「良いか優」
俺がそう言うと優は頷く。
「それでは二人でいきますね」
俺と優は構える。
「それじゃあスタートだ!」
こうして美人の特訓が始まった。
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