美人ルート編第1話俺と美人とコスプレ遊園地前編
すいません大分遅くなりました美人ルート編1話です。
「やあ雄一さん今日は、誘ってくれてありがとう」
月下さんの家のインターフォンを、鳴らすと彼女は笑顔で扉を開けて出て来た。
「………」
彩夏ちゃん俺と月下さんを、睨んでいた。
「彩夏ちゃんどうしたんですか?」
「今日行けない事に拗ねてるんだよ」
「なるほど」
俺は彩夏ちゃんに近づく。
「彩夏ちゃん」
「………何? お兄ちゃん?」
「今度一緒に遊びに行こうよ」
「………今度遊びに行ってくれるの?」
「もちろんだ指切りしよう」
「うん!」
俺と彩夏ちゃんは指切りする。
「約束だよ!」
そう言い彩夏ちゃんは、奥に引っ込んで行った。
「妹とはいえ、嫉妬しちゃうかなあ」
月下さんが笑いながらそう言う。
「それでは行きますか」
「そうだね」
俺と月下さんは遊園地に向かった。
□□□
「さてとついてそうそうだが雄一さん」
セレメントパークの中に入った瞬間、月下さんに袋を渡された。
「服ですか?」
「そうだよそこで着替えてきてくれないかな?」
見ると何故か更衣室が有った。
俺は袋の中を見る。
「………何で執事服?」
「これを見て」
そう言い月下さんは、紙を渡してくる。
「コスプレで歩く会?」
「一般人参加型のパレードのようなものだよ」
「………」
もっと良い名前があったのではないのだろうか?
「これに参加するって事ですか?」
「そうだよちなみに私が、着るのはメイド服だ」
そう言い服を見せてくる。
「なるほどじゃあ着替えてきますね」
「楽しみだね雄一さんの執事服」
俺は更衣室に入って行った。
□□□
「さてと着替え終えたな」
俺は鏡で確認する。
「出るか」
俺は外に出る。
「「「ブハッ!?」」」
俺を見た女性陣が鼻血を吹き出しぶっ倒れる。
「雄一さん素晴らしいよ」
月下さんは鼻血を垂らしながらそう言う。
「月下さん鼻血出てますよ」
俺はハンカチで月下さんの鼻を拭いた。
「ブハッ!?」
「うおっ!?」
さらに月下さんは鼻血を吹き出し倒れる。
「血がたりない」
そう言い月下さんは、フラフラしながら立ち上がる。
「あそこのベンチに座りましょう」
俺はそう言い月下さんを背負って、ベンチに運んだ。
「ありがとう雄一さん」
月下さんはそう言いポケットから、何かの薬を取り出し飲んだ。
「………何の薬ですか?」
「気にしないで良いよ、さあ行こう!」
そう言い月下さんは、俺の手を掴む走り出した。
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