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沙耶香ルート編第15話俺と沙耶香と決戦

すいません大分遅くなりました。沙耶香ルート第15話です。

「待っていたぞ二人とも!」



校門の前で桃さんと月下さんが立っていた。



「あら失礼妨害が有ったので、少し遅れてしまったかしら?」



「構わないよむしろ妨害が有って、遅れていないのは見事」



月下さんがそう言ったので、俺は腕時計で時間を確認した。



どうやら五分前についたようだ。



「それじゃあ決戦場所は、体育館だから向かおうか」



月下さんがそう言い、二人は体育館に向かって行く。



「私達も行きますわよ」



俺と沙耶香は体育館へ走って向かった。




□□□











「ルール説明は済んでいるから、さっさと始めよう」



「………」



俺は周りを見渡す。



「「「………」」」



観客が大勢いる。



そして上の方を見るとカメラが何十台とあり、マスコミがたくさんいた。



「皆この一戦に大注目だね」



「そのようですね」



「両チーム準備は良いですか?」



審判らしき人がそう聞いてくる。



「ええ、大丈夫ですわ」



「こっちも大丈夫だ」



「では構えてください」



月下さん、桃さんの二人は構え俺達は手を繋ぐ。



「スタート!」



「「絆ブースト!」」



スタートと言われた瞬間、俺と沙耶香さんは合体した。



「「行きますよ二人とも! はあ!」」



「「はあ!」」



俺達の足と二人の拳が激突する。



「「くうっ!?」」



桃さんと月下さんが、後方に吹っ飛ぶ。



「流石に力は強いね!」



「倒しがいがあるわ!」



そう言い二人は、再び突っ込んでくる。



列八光撃れっぱこうげき!」



白化攻撃はくかこうげき!」



「「奥義、防御、石壁の陣!」」



俺と沙耶香は石壁を出現させる。



どん!?



「「硬い!?」」



二人の技でも石壁はびくともしなかった。



石壁爆破衝撃いしかべばくはしょうげき!」



石壁が爆発し二人に飛んでいく。



「ふん!」



「せや!」



二人は石壁を蹴り落としいく。



「「狙い通り奥義、石雨いしあめ!」」



蹴り落とされた石が、細かくなり上空に上がる。



そして二人に雨のように降り注ぐ。



「「ぐあっ!?」」



二人に直撃する。



「「これで決める! 奥義、爆龍星風ばくりゅうせいふう!」」



俺達二人が放った奥義は、二人をのみこむ。



「勝負あり! 勝者坂本雄一、神宮寺沙耶香!」



勝負は俺達の勝利で終わった。




□□□











「雄一さんこれで皆に認められますわね」



勝負が終わってから、マスコミのインタビューを受け沙耶香の部屋で休んでいる。



トントン



「どうぞ入ってください」



「どうやら勝ったようだな」



優が入って来てそう言う。



「優大丈夫だったか?」



「もちろんだ」



「二人ともパーティーの準備が出来たよ」



月下さんが来てそう言う。



「それではパーティー会場に行きましょう!」



俺達はパーティー会場に向かった。


読んで頂きありがとうございます。

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