沙耶香ルート編第3話俺と沙耶香とパレード後編
すいません大分遅くなりました。沙耶香ルート第3話です。
「「「わ〜!」」」
車に乗り運転手さんの運転で、外に出ると子ども達の歓声が響く。
「「「男神坂本雄一………だと」」」
保護者の方々はどうやら俺の事を、知っているようだ。
「雄一さん立ち上がりましょう」
神宮寺さんがそう言う。
ちなみに車はオープンカーである。
「ええ、そうですね」
俺と神宮寺さんは立ち上がり見つめ合う。
「「「キャ〜!」」」
「「「ギャ〜!?」」」
子ども達はテンションが上がり、保護者の方々は悲鳴を上げた。
(温度差が酷いなあ)
しかし今テンションが上がっている子ども達も、将来は悲鳴を上げる方になるんだろうなあ。
世の中は悲しいものである。
「雄一さんこのまましばらく見つめ合ってましょう」
そんな事を俺が考えていると、神宮寺さんは何故かドヤ顔をしながらそう言う。
「何故ドヤ顔何ですか? まあ良いんですけど」
俺と神宮寺さんはしばらく見つめ合っていた。
□□□
「雄一さんもうすぐパレードも、終わりですわ」
観客に手を振っていると、神宮寺さんがそう言ってくる。
「そうなんですねじゃあ後少し頑張りますか」
「さあ本日のメインイベント、王子と姫の婚約です!」
「………はい?」
スピーカーからそんな声が聞こえてきた。
「王子様とお姫様は車から降りて、舞台に上がってください」
「行きますわよ雄一さん」
「えっ? あ、はい」
俺と神宮寺さんは舞台に上がっていた。
「それではお姫様王子様に告白をどうぞ」
告白?
「雄一さん」
神宮寺さんは自分の唇を、押し当ててくる。
「「「キャ〜!」」」
「「「………」」」
子ども達は歓声を上げ、保護者の方々は白目をむいて気絶した。
「………えっと」
俺は神宮寺さんとの日々を思い出していく。
(ああ、そうか俺神宮寺さんの事を)
今気づいたな。
「俺も神宮寺さん………いや沙耶香さんの事が好きです」
俺はそう言い沙耶香さんにキスをした。
「………」
沙耶香さんは無言で鼻血を吹き出す。
「沙耶香さん大丈夫ですか?」
「ええ、大丈夫ですわ」
沙耶香さんは俺の手を掴む。
「帰りますわよ雄一さん」
「そうですね」
「一応言っておきますねおめでとう」
スピーカーから、そう聞こえてきた。
「「ありがとうございます」」
二人でそう言い家へと帰って行った。
読んで頂きありがとうございます。




