メアリールート編第11話俺とメアリーと才能
すいません大分遅くなりました。メアリールート第11話です。
「さてと後一週間だな」
トレーニングを始めて、一週間が経ちメアリーも大分慣れてきたな。
「そろそろかな」
俺はある事を考えていた。
「雄一さん! 準備完了ネ!」
メアリーがそう言って、俺に向かって走って来た。
どうやら準備運動が、終わったみたいだな。
「メアリーちょっと良いか?」
「はいネ! 何ですか、雄一さん?」
「俺が使う奥義を、教えようと思ってるんだが良いか?」
「マジですカ!?」
「おう、少しでも勝率を上げるためにな、メアリーどうする?」
「もちろん覚えたいネ! だって雄一さんと、おそろいの技が使いたいね!」
「良しじゃあ決まりだな、早速始めるぞ」
「はいネ!」
「頑張ってね、お姉ちゃん!」
ジュンも離れた所で、手を振って応援していた。
□□□
「石壁の陣ネ!」
目の前に石壁が、出現した。
「………」
しかしこの奥義。
(覚えやすいのかなあ?)
まだ教えて一時間も、経ってないぞ。
「雄一さん! 次の奥義教えてほしいネ!」
「おう次はなあ」
「爆砕衝烈羽!」
「………」
いくら何でも、覚えるのが早すぎるだろ!?
「お兄ちゃん」
声のした方を見るとジュンがいた。
「何だジュン」
「これが愛の力だよ」
「………」
なるほど、なのか?
「そういう事ネ! 雄一さん、どんどん教えてほしいネ!」
メアリーはそう言い、頭を下げる。
「頭は下げなくても良いぞ、じゃあどんどんいくか」
「了解ネ!」
□□□
「………」
メアリーは結局、俺が使う奥義全てを一日で習得した。
「メアリーお前、天才だったんだな」
「それほどでもネ!」
「これをもっと勉強に、活かせれば良いのにねえ〜」
「それは、言わないでほしいネ! ジュン!」
「あはは、それじゃあ少し休憩にしよっか」
俺がそう言うとメアリーは座った。
「雄一さんトレーニング量、増やしてほしいネ!」
メアリーがそう言ってくる。
「そうだなこの前と違って、もう慣れてきているみたいだな」
俺はそう言い立ち上がる。
「ジュンちょっとメアリーの、トレーニング内容について話し合おう」
「了解だよ、お兄ちゃん!」
俺とジュンは、トレーニング内容について話し合った。
読んで頂きありがとうございます。




