メアリールート編第6話俺とメアリーと三人で………
すいません大分遅くなりました。メアリールート第6話です。
「………」
俺は、右を見る。
「スウ………スウ………スウ」
右手に、メアリーが、抱きついて、寝ている。
「………」
次に俺は、左を見る。
「………お兄ちゃん」
寝言で、お兄ちゃんと言い、左手に抱きついて、寝ている、ジュン君。
(どうしてこうなったんだ?)
俺はいつもの、寝る時間になった為、メアリーと、ジュン君に、寝ると言った。
そしたら、メアリーが。
「雄一さん! 三人で一緒に、寝るネ!」
「賛成!」
という感じで、三人一緒に、寝る事になった。
(………寝るか)
俺は、眠りについた。
□□□
「………」
「お母さん、機嫌を直すネ!」
「今度は、お母さんも、誘うから!」
俺が起きたら、二人はすでに、起きていた。
何故か美智代さんが、体育座りで、頬を膨らませていた。
「どうして、美智代さん、機嫌が悪いんだ?」
「あ、お兄ちゃん! おはよう! どうやら、お母さんに、三人で寝た事が、バレて」
「なるほど、どうし………いや分かった。メアリーが、喋ったんだな」
「どうして、分かったネ!」
「いや、性格からメアリーが、言ったのかなあって、思って」
「流石だね、お兄ちゃん」
「とにかく、美智代さんの、機嫌を直さないとな」
俺は美智代さんに、近づく。
「美智代さん」
「………何?」
「俺が朝ごはん、作りますから、機嫌を直してください」
「なおしゅ〜!」
美智代さんは、機嫌が一気に、機嫌が良くなった。
「それじゃあ、作りますね」
俺は、台所に向かった。
□□□
「ハグハグハグハグ!」
美智代さんは、もの凄い勢いで、俺の作った料理を、食べる。
「良い食いっぷりですね、美智代さん」
「男の子の、料理は一生、生きていても、食べれない可能性が、あるからね!」
そう言い、再び食べ始めた。
「お母さん………はしたない」
ジュン君は、呆れながら、そう言う。
「それじゃあ、俺一旦家に、帰りますね」
そう言い、俺は立ち上がる。
「雄一さん、このまま、一緒に登校するネ!」
メアリーが、俺の手を掴み、そう言う。
「一旦戻って、文美さんに、朝ごはん作ら作らないと」
「………分かったネ」
メアリーは、渋々離してくれた。
「それじゃあ、また後で会おう」
俺は、家に一旦、帰って行った。
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