メアリールート編第1話俺とメアリーとジュン君と………
すいません大分遅くなりました。メアリールート第1話です。
「雄一さん! ジュン!こっちですネ!」
太刀川さんが、手をブンブン振りながら、俺とジュン君を呼ぶ。
「お姉ちゃんは、元気ですね」
ちなみに、このセレメントパーク、男性が二人以上いると、男性は無料になるそうで、実質チケット一枚で、三人入園している。
「そうだねえ」
「所で、雄一さん」
振り向くと、ジュン君は、真剣な表情だった。
「何かな? ジュン君?」
「お姉ちゃんの事、どう思ってるんですか?」
「う〜ん」
俺は、しばらく考え。
「良き友達かな」
「………雄一さん、すいません、ちょっと待っていてください」
そう言い、ジュン君は、太刀川さんの、所に走って行く。
(何だろう?)
「お姉ちゃん」
「何ですかネ? ジュン」
「えっとね」
二人は、何かを話している。
「何ですとネ!?」
そして、太刀川さんは、何故か驚愕した顔になった。
「雄一さん!」
太刀川さんは、正面から、俺に抱きついてきた。
「太刀川さん、どうかしたんですか?」
「このまま、歩くですネ!」
「いや、歩きにくいですから!?」
□□□
「お化け屋敷に、入るですヨ!」
「あの………このまま入るんですか?」
さっきから、太刀川さんは、正面から、俺に抱きついている。
「雄一さん、そこは気にしなくても、大丈夫ですよ」
ジュン君は、そう言ってくる。
「いや、さっきも言ったけど、歩きにくいし、それに人の目が、気になるし」
そう言い、太刀川さんは、周りを見る。
「「「女の方うぜえ………」」」
見ていた、女性全員がそう言う。
「気にせず、行きましょうヨ!」
そう言い、俺と太刀川さんは、お化け屋敷に、入って行った。
□□□
「雄一さん。今日は、ありがとうございます! お姉ちゃんが、お話があるそうなので、聞いてあげてください」
セレメントパークから帰り、二人を家まで送り、帰ろうとすると、ジュン君にそう言われた。
「では、僕は家に、入ってますので! ………お姉ちゃん頑張れ」
ジュン君は、そう言い、家の中に入って行った。
(何を頑張るんだろう?)
「雄一さん」
「何? たち………」
その先の言葉は、言えなかった。
何故なら、彼女の唇で、俺の口が塞がれたからだ。
そのまま、しばらく経ち、彼女の唇が、俺から離れる。
「たち………かわさん?」
「雄一さん! 私を、貴方のお嫁さんにしてほしいネ! 返事はいつでも待ってるネ!」
そう言い、彼女は家の中に、入って行った。
「………」
俺の方はというと、そのまま、しばらく硬直してしまった。
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