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千代ルート編第14話俺と千代のタッグ戦前編

すいません大分遅くなりました。千代ルート第14話です。

「ここで、私と千代さんが、戦う場所ですわ」



神宮寺さんに、ついて行くと、体育館にリングが、出来ていた。



「上がりますわよ、千代さん」



神宮寺さんは、リングに上がる。



「………」



「さあ、二人とも、構えてくれ」



リングの上で、月下さんが、そう言うと、二人は構える。



どうやら、彼女が審判のようだな。



「それでは、始め!」



そう言い、月下さんは、リングから、離れる。



「一瞬で、決めさせてもらいますわ!」



神宮寺さんは、瞬間移動で、千代の後ろに、回り込む。



「はあ!」



神宮寺さんは、蹴りを繰り出す。



「………」



千代は、前を向いたまま、手を後ろに出し、蹴りを受け止める。



「なあっ!?」



「ふん!」



千代は、神宮寺さんを、投げ飛ばす。



神宮寺さんは、空中で体を、捻り綺麗に、着地した。



「千代さん! 予想以上に、強くなりましたわね!」



「………」



千代は、先程から、声を出さない。



「凄い集中力だ」



月下さんが、来てそう言ってくる。



「ええ、俺との生活が、かかっていますからね」



「そうか………これが愛の力か」



「奥義、爆砕衝烈羽ばくさいしょうれっぱ



「何で貴女まで、雄一さんの技を、使うんですか!」



「そりゃあ、俺と優が、鍛えまくりましたから」



「なん………だと」



俺が、そう言うと、月下さんが、驚愕の表情になる。



「そんなに、驚く事ですか?」



「驚くに決まっている!? と言う事は、雄一さんは、千代に手とり足取り、教えられた事だろ!?」



月下さんは、何故か激怒しながら、そう言う。



「こうしちゃおれん!」



月下さんは、リングの中に、乱入し。



「はあっ!」



千代に攻撃をしかけた。



(って、ルール違反じゃねえか!?)



俺もリングに、乱入しようとするが、女子生徒に、道を塞がれる。



「退いてください」



「すいませんが、雄一さん、ここを通すわけには、いけませんね」



「なら、突破させてもらいます!」



「兄よ、私に任せろ」



隣を見ると、優がいた。



「優ありがとう!」



「少し失礼するぞ、兄よ」



そう言い、優は俺の、足を掴み、持ち上げる。



「えっ? 優」



「グッドラックだ、兄よ」



「ちょっと待て優!?」



俺をリングに向かって、投げた。



「「「えっ!?」」」



見ていた全員が、驚く。



俺は、リングに着地して、瞬間移動し、千代に攻撃をしようとしていた、神宮寺さんの、拳を止める。



「ゆ、雄一さん!?」



「月下さんが、乱入したから、俺も乱入しても、問題ないですよね?」



俺は、そう言い、千代の隣に、瞬間移動する。



「千代、こっからは、タッグマッチだ」



「………」



千代は、こっちを見て、頷く。



「さあ、戦いはこれからですよ!」



こうして、タッグマッチが、始まった。


読んで頂きありがとうございます。

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