千代ルート編第4話俺と千代と内緒の付き合い
遅くなりました。千代ルート第4話です。
「雄一さん、付き合い始めたばかりですが、お願いがあります」
告白が終わり、藤森さんが、そう言ってきた。
「良いよ」
「私まだ何も、言ってないですよ」
「ふじ………千代の頼みだからな」
「呼び捨て………だと」
「千代も、俺の事を、雄一って、呼んでほしいかな」
「今の私には、ハードルが、高すぎます! それよりも、頼みですが、付き合っている事は、内緒にしてください!」
千代は、そう言い頭を、下げる。
「どうしてだ?」
「付き合っている事が、知られたら、私がこの学校に、いれなくなっちゃうからです」
「なるほど」
確かに、男性が少ないこの世界で、付き合っているなんて、知られたら、その女性は攻撃されそうだな。
「分かったよ、千代」
「では、教室に戻りましょう!」
千代が、そう言ったので、俺と千代は、教室に戻って行く。
(これからが、楽しみだ)
俺は、教室に戻りながら、そう考えていた。
□□□
「雄一さん、藤森さん、お話があるので、学園長室まで、来てほしいなのです!」
授業が終わった、瞬間文美さんが、教室に入って来て、そう言う。
「なんだろう………了解です。では、行きましょうか、藤森さん」
「はい! 雄一さん!」
俺と、藤森さんは、文美さんの後に、続いていく。
「盗聴器などは………ないなのです」
文美さんは、学園長室に、入った瞬間、机の下や、本棚の裏を見て、そう言う。
(そんなに重要な事を、話すのかな?)
「さてと、盗聴器が、無いことを、確認したので、お二人に、聞きたい事が、あるなのです!」
文美さんが、そう言う。
「ストレートに、聞くなのです! ………お二人は、付き合っているなのです?」
「「………はい?」」
何で文美さんが、知ってるんだ?
「もう一度言うなのです、お二人は、付き合っているなのです?」
「「………」」
「沈黙は肯定と、取るなのです」
「………どうして分かったんですか?」
「雰囲気で、分かるなのです」
文美さんは、寂しげにそう言う。
「雄一さん、藤森さん、おめでとうなのです」
「「ありがとうございます」」
「生徒や教員にバレたら、やばいので、二人とも注意してくださいなのです」
「了解です」
「分かりました」
「お話は、終わりなのです! 帰って良いですよ
「分かりました。では、文美さん、また後で」
「さよなら、学園長」
俺と、千代は学園長室を出て行く。
「………悔しいなのです」
文美さんが、俺達が出て行った後に、そう言っていたが、俺達の耳には、聞こえなかった。
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