第23話俺と新しい部活動
23話です。
「「「………」」」←床に倒れている剣道部、柔道部等の部員
「ふう~いい仕事をしましたわ!」←会長、沢山いた剣道部、柔道部等の部員をほぼ一人で倒す。
「………」←優、襲ってきたがハリセンで、叩いてしまった事を気にしている。
「気にしたら駄目なのです! 優さん!」←優の心情を察した学園長。
「「「そうですよ! 優お姉さま!」」」←異端審問の時の人達、いつの間にかいた。
どうするんだこれ?
「優お姉さま! 皆!」
私が困っていると後ろから声がしたので、振り向くと異端審問の娘が一人走って来ていた。
「どうしましたか? 会員番号034」
会員番号034?
「報告します! 学校内で、暴れていた260人の無力化に成功しました!」
「そうかごく「ちょっと待った!?」何ですか? お姉さま」
私は思わず会話に入り込んだ。
「まず260人を無力化って君たち何人いるの?」
「296人です!」
「多いな!?」
この場には倒れているのは40人だから、部活動に入っている人数300人もいるのか!?
「生徒会には会長、千代、メアリー、私の4人だからもしかして今年入学した一年生は全員入ってるの?」
「そうですよ! それに帰宅部だった先輩方全員も入っています!」
「どんだけだよ!?」
つまり昨日千代を異端審問にかけていたのは一部って事か!?
「じゃあ何で君たちが無力化したの? 一応生徒会が、無力化することになっていたと思ったけど?」
「それは私が説明するなのです!」
そう言ったので学園長の方を振り向く。
「優さんにお兄さんがいることは、全校生徒に知られているなのです!」
貴女が写真を配るからでしょ!? とツッコミをしたかったが我慢する。
「なので部活動をしている人は、全員優さん獲得に動くなのです!」
会長からそれとなく聞いていたがまさか本当とはな。
「普通に考えても4人では、勝てない数なのです! なので作ったなのです!」
「何をですか?」
嫌な予感がする。
「優さんを守る部活なのです!」
そう言って学園長は、一枚の紙を出してきた。
「名前は異端審問部なのです!」
「作るな!? それに名前がおかしい!?」
「受理しますわ!」
「ちょっ!? 会長!?」
「優さん分かってください私達だけで、貴女を守るのは不可能ですわ」
「そりゃそうですけど」
「それに貴女を捕まえて雄一さんを要求してくる、人もいる可能性がありますわ」
それを言われると納得するしかない。
「分かりました但し条件があります」
「大丈夫です日常生活には、影響は出させませんお姉さまにも私達にも」
先ほど会員番号034と呼ばれていた女の子がそう言う。
「信じていいね?」
「「「はい!」」」
この場にいた異端審問部の、女の子達全員がそう言ってくれた。
「ちなみに顧問は私なのです!」
不安だな。
「優! 大丈夫………って貴女達は!?」
千代がやって来て身構える。
昨日の事があるので仕方ない。
それにしてももう走れるくらい回復したか良かった。
「Oh! 異端審問部の皆さんこんにちは、その様子だと優さんの許可は出たみたいネ」
「異端審問部? なにそれ」
「それはですネー」
メアリーが千代に、異端審問部の説明をする。
「なるほどね」
千代は納得した。
「それでは、異端審問部正式に始動なのです!」
「「「了解!」」」
学園長がそう言い異端審問部は、正式に部活動になった。
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